自分を知って子育てに生かす 福祉委員会連続講座
子育ては、親も子も自己信頼を築くための道のり
2007.11.13
カテゴリ 福祉
同じ立場の人たちと意見交流をしました |
「自分の気持ちに気付いて子育てをラクにしよう!」をテーマに、福祉委員会では、講師にフリーライターの箱崎幸恵さんを迎え、2007年10月9日と11月13日に連続講座を開催し、子育て真っ最中のお母さんが延べ27人参加しました。
まず、幼い頃の自分を思い出し、紙皿にその頃の感情を一番示す顔の表情をクレヨンやマジックで描きました。笑顔、泣いている顔、不安な顔とさまざまな顔が描かれ、そのころの気持ちを参加者一人ひとりが発表し合いました。
感情は自分の行動の動機付けになり、自分の行動パターンを知ることにより、客観的に自分を見つめ直すことになることを学び、それによって自分の陥りやすい感情と行動パターンについて書き出しました。
子育て中はいろいろな気持ちが湧いてきます。子どもへの愛しさや喜びだけではなく、不安やイライラも。そんなとき、子どもを通して自分の子どもの頃と向き合うことになり、親自身も自分が大切な存在であると気付き、落ち着きを取り戻します。子育ては、親も子も自己信頼を築くための道のりであることを学びました。
参加者同士が思いを分かち合ったことで、さらに元気が出て、あらためて子どもと向き合うことができるようになった講座でした。