地下に眠る戦争の遺産
今も残る戦争遺跡で日本の植民地支配と侵略戦争の実相を学習
2007.08.20
カテゴリ 平和
地元の長野俊英高校の生徒さんに |
実際に地下壕の中に入って見学 |
2007年8月20日、長野県の松代大本営地下壕見学会が行われました。今回は40組・71人の応募があり、東都生協組合員20人が参加しました。
松代大本営とは、太平洋戦争末期、現長野市松代町の三つの山「象山(ぞうざん)」「舞鶴山(まいづるやま)」「皆神山(みなかみやま)」を中心に、善光寺平(ぜんこうじだいら ※長野県長野市を中心とする長野盆地)一帯に分散して作られた地下壕などの地下軍事施設のことです。この日ガイドを務めていただいたのは、地元・長野俊英高等学校(学校法人 篠ノ井学園)の生徒さんたちです。
今回は、象山地下壕(ぞうざんちかごう)の見学をしました。
当時、この地下壕を作るのに、朝鮮半島や中国本土の人々が強制的に連行され、作業に従事させられたことなどの説明がありました。
当時のまま残されている大本営を見学し「平和についてあらためて考えさせられた」という参加者の感想がありました。