大切な資源は無駄にしません!
産直産地・(農)和郷園が実践する循環型農業を視察しました
2006.09.28
カテゴリ 環境
野菜くずと牛ふんを |
畑の土壌分析をした上で |
2006年9月28日、東都生協の環境委員会主催で千葉県の産直産地・(農)和郷園への産地交流訪問を実施しました。
(農)和郷園では自然循環型農業に取り組んでいます。供給で届ける野菜を箱にセットしている「東都生協産直青果セットセンター」から出る野菜くずも畑の堆肥にしていると聞き、今回の企画となりました。産地のリサイクルセンターでは、畑や東都生協などから運び込まれる野菜くずと、近隣の畜産農家からの牛ふんを利用して、土づくりに必要な堆肥と活性水を作っています。
国の研究事業にも協力し、東京大学などとバイオマスプラントを作り、野菜くずや牛ふんで自動車の燃料となるバイオガス作りや発電の研究にも取り組んでいます。
参加者18人の中には野菜作りや堆肥作りをしている組合員も多く、伊藤忠昭さんと横溝太郎さんの説明を熱心に聞き、質問がたくさん出ていました。この堆肥を使っている畑も見学して、帰途に就きました。
野菜くずはごみとして燃やすとCO₂が発生し、地球温暖化の原因となりますが、堆肥にすると土や野菜の元気の素になります。
往復のバスの中では情報交換もできて、大切な資源の活用を学べた一日でした。