みんなの活動:これまでの活動報告

食と農
  • 食と農をつなげていく実践活動に取り組んでいます。
  • 食の安全と食料自給率を高める取り組みをすすめます。
福島の子どもたちが産直産地で里山体験

福島第一原発事故の影響で、思い切り屋外で遊べない福島の子どもたちが、産直産地のある石岡市などで夏休みの思い出づくりをしました。

DSCN0564.jpg

<つくばエクスポセンターで最先端科学体験>

DSCN0587.jpg

<キャンプファイヤー>

DSCN0597.jpg

<マイ箸作り>

DSCN0611.jpg

<おもいっきり外あそび>

DSCN0602.jpg

<田んぼの生き物調査>

DSCN0620.jpg

<とうもろこしの収穫体験>

DSCN0628.jpg

<朝日里山学校で記念撮影>

東都生協(コープ)とコープCSネット(生活協同組合連合会コープ中国四国事業連合)は、2013年7月30日(火)~31日(水)に「夏休み・福島の子ども保養プロジェクト プラネタリウム見学とつくばの里山学校体験」を開催しました。

この企画は、東日本大震災による福島第一原発事故による放射能汚染問題のために、思い切り屋外で遊べない福島の子どもたちに、夏休みの思い出の一つになるような体験や、参加した子どもたちのつながり・友達づくりの機会になればとの思いで実施。

7月30日朝、福島(福島駅前・郡山駅前)で見送りの家族と別れてバスに乗り込んだ子どもたちが、最初に訪れたのは、「つくばエキスポセンター」(茨城県つくば市)。

先端科学を見て、触れて、楽しんで、お昼のお弁当を食べた後は、世界最大級(学校の25mプールよりも大きなドーム)のプラネタリウムで、星空の輝きや不思議な世界を体験しました。

その後、名峰「筑波山」の麓に立つ宿泊場所の「公営国民宿舎つくばね」(茨城県石岡市)に到着してほっと一息。 夕食後はキャンプファイヤーと花火を楽しみました。

次の日は「朝日里山学校」で小刀と竹を使って自分だけのお箸作りを体験。朝日里山学校は、昭和30年に建てられた木造平屋建ての旧朝日小学校校舎を活用し、田舎体験プログラムなどに利用している施設です。



子どもたちは、ちょっとの空き時間にその校庭でボール遊びをしていました。




そして、東都生協の産直産地・JAやさとの田んぼに行って生き物調査。
田んぼの中にどんな生き物がいるか探した後、お昼のバーベキューは自分で作ったお箸でJAやさとの野菜やお肉をおなかいっぱい食べました。







最後はトウモロコシの収穫体験。採ったトウモロコシをお土産に、バスで家族の待つ福島へ帰りました。



参加したのは、小学4年~6年の52人の子どもたち。2日間、コープCSネットや東都生協の組合員・職員、YMCAせとうちのスタッフが、同行・お世話し、一緒に楽しく過ごしました。

また、現地では、JAやさとアグリやさとの皆さんがおはし作りや田んぼ・畑での体験を支えてくれました。

短い期間でしたが、子どもたちは元気いっぱい・にぎやかにやさとの自然を満喫しました。夏休みの思い出の一つになったことと思います。

(協力:YMCAせとうち、JAやさと、NPO法人 アグリやさと、福島の子ども保養プロジェクト)