物流の要! 東都生協 要冷・ドライセットセンターを視察
理事研修で東都生協の物流センターを視察
2023.01.09
カテゴリ 食と農
2022年9月22日、組合員が注文した商品はどのようにセットされて届けられるのか...組合員理事が現在稼働中のセットセンターを視察訪問しました。
八潮セットセンター(常温食品・日用品)
八潮セットセンターは、産直米やパン・日用品などのドライ商品をセットする施設。組合員に届く青い箱をレーンに並べるところから作業がスタート。
箱の進路には810もの商品棚があり、スタッフはペアを組んでチェックを行いながら商品を丁寧に入れていきます。
1箱約2秒で進むので、1秒でも遅れたら全体に影響が出てしまう作業、チームワークはさすが!でした。そして最後に点数チェック。
毎週届く商品案内のセットレーンでは、それぞれのカタログをセットする21台の機械が並び、圧倒されました。
自動丁合システムにより1時間に約3千部の注文書セットができるそうです。
新座セットセンター(冷凍・冷蔵・青果)
新座セットセンターは、冷凍・冷蔵・青果を扱う施設。冷凍と青果のセットを、時間帯別に同じレーンで行うため、作業は深夜までかかるそうです。
冷凍の場合、作業用の箱に商品お届けポリ袋をセットし、注文品を入れていきます。セットチェック後はマイナス25度の保管冷凍庫へ。
青果は、産地で袋詰めされたもの、大箱で入荷したものを規格に分けたりカットしたりして袋詰めし、生産者カードを同封。
玉ねぎやじゃがいもなど、水分や温度差で結露が発生しやすい野菜を紙袋に入れる理由を、ここで知ることができました。
両セットセンターでセットされた商品は大型トラックに積まれ、各供給センターに運ばれ、供給担当者が組合員の皆さんにお届けします。
生産者から届いた商品が多くの人の手によって大切に仕分けされていることがよく分かった視察となりました。