福島県の産直産地・でんでん倶楽部の視察訪問を実施
農地の除染など、安全・安心な農産物生産に向けた取り組みを確認
2013.11.11
カテゴリ 食と農
梨畑の視察で生育状況を確認 |
産地側が取り組みを詳しく説明 |
きゅうりのハウスで作付けの説明 |
ドライ野菜の乾燥加工場 |
「でんでん倶楽部」は ㈱ジェイラップのブランド名です。同社では「厳密な栽培ルール」のもと、稲作農地の除染作業など放射能対策に積極的に取り組んでいます。
この日は、同産地の取り組みや農産ガイド(法令や東都生協の基準に適合した栽培計画)について説明を受けた後、梨ときゅうりの畑(ハウス)を視察。種類豊富な梨は2月まで収穫できること、3・11福島第一原発事故の影響が贈答品にも出ていること、霜の被害について聞き、厳しい状況の中でも努力を惜しまない姿勢に、梨農家としての自信が感じ取れました。
きゅうりとミニきゅうりの3カ所の畑では、工夫を凝らした栽培方法やそれを支える技術に感心するばかり。
昼食・懇談後は、野菜・果物の乾燥加工場・放射能検査施設・ぼかし堆肥場を見学。酵素を壊さない25度乾燥や米の放射能検査体制などの説明の他、伊藤俊彦社長からも放射能について話を聞きました。
今回の参加者は、全員、福島の現状とでんでん倶楽部を知りたくて来た人たち。
「福島は安全か自分で確認したかったが、確認できた」
「安全性だけでなく、何か役に立つことがあればと思い参加した。東都生協は検査をしているので安心して食べられることを人に伝えていきたい」
「愛情を持って畑を育てていて感動した。乾燥野菜も素晴らしい」
などの感想が寄せられました。