環境月間に「100万人のキャンドルナイト」を実施
機関誌 『東都生協だより』 2005年9月号より
3本のローソクで、 |
東都生協は、2005年6月21日の夏至の日に、環境活動の一環として「キャンドルナイト」に取り組みました。
機関誌「東都生協だより」などで広く組合員に呼び掛けるとともに、環境委員会などの組合員組織をはじめ、職場でも早めに仕事を終わらせ「電気」を消すなど、さまざまな形でこの取り組みに参加しました。
東都生協は、これからも環境を大切にし、そのための活動を進めていきます。
取り組みに参加した組合員からの声
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昼間私は仕事、3歳の娘は保育園と別々なので、夕食後は一緒に遊ぶ大事な時間です。
21日は灯りを消し、ベランダに座り、2人で外を眺めました。遠くに高速道路や川や新幹線が見えます。
「あっ新幹線だね」「バスが行ったね」など、光が流れていくのを楽しんだり、いつもはじっくり見ることのない夜の川が車のライトや街の灯でキラキラ輝いたり、黒く沈んだりする様子を観察しました。「キャンドルナイトについて知っている人がどのくらいいるのかな」と感じたり娘をだっこしたり、おしゃべりをしたり、ゆったりと時間が流れる静かな体験でした。
(北区 Tさん)
キャンドルナイト開始の午後8時までに入浴も食事も済んでしまうので、ゆっくりとした時間を過ごしたいと思いました。
子どもの感想...田舎で台風に遭い、たった一度だけ停電を体験した彼ですが、今回は停電ではないのでテレビもつくし冷蔵庫も動いている、外の明かりもあることを話しました。午後9時過ぎに布団に入って「電気って大事だね」とポツリと言いました。
便利さの中に生きる今の生活で、電気や水の大切さを感じることは、とても難しいと思います。子どもの一言の感想は予想外で、キャンドルナイトに参加して良かったと本当に思いました。次回からは人にもおススメしてみようと思っています。
(昭島市 Hさん)
ローソクを囲んでのディナーをして過ごしました。
ローソクの灯りだけでも、思っていたより明るくて、不思議と落ちついて食事をすることができました。
ローソクは背の高いものの方が、明るくてよかったようです。
メニューはワインとパン、チーズ、サラダ。かんたんでも雰囲気がいいせいか、とても楽しい夜でした。
(調布市 Tさん)
キャンドルナイトとは
「キャンドルナイト」は、アメリカのエネルギー政策に抗議することから始まった自主停電の運動が始まりです。徐々に賛同する団体を増やし、環境省の「CO₂削減・100万人の環」キャンペーンと連携して全国に広がりました。