みんなの活動:これまでの活動報告

東都生協でフードドライブを実施しました

家庭で使い切れない食品を回収し、必要とされる方へ

2021.04.20

組合員から寄贈された食品の仕分け作業

組合員から寄贈された食品の仕分け作業

組合員から寄贈された食品の仕分け作業

組合員から寄贈された食品の仕分け作業

東都生協はフードドライブ(※)として2021年2月1日~2月12日の2週間にわたり、組合員の家庭で使い切れず余っている食品の提供を呼び掛け、ギフトパック(お中元、お歳暮、贈答品などの余剰品)や食べ切れずに残っている食品など、374.2kgもの食品を寄贈していただきました。組合員の皆さまにはご支援・ご協力いただき、誠にありがとうございました。

2月19日、東都生協の旧入間センターにて、寄贈していただいた食品の仕分け作業を東都生協組合員と職員、狛江市でフードバンク(※)に取り組むNPO法人フードバンク狛江様のスタッフの計8人で行いました。

寄贈いただいた食品は1点1点、商品の部門別にコンテナに仕分けます。食品の品質確保や衛生管理、情報管理など、受け取り先に安全にお届けできるように留意して作業が進みます。

2017年に取り組みを開始してから、NPO法人フードバンク狛江様にはこれまでたくさんの食品を寄贈させていただいています。今回もコロナ禍で食品提供の依頼が増える中、寄贈食品は全て同団体を通じて、ひとり親家庭など必要とされる方に無償で提供されます。


【お礼のメッセージ】
◆特定非営利活動法人フードバンク狛江 理事長 田中 妙幸様より

東都生活協同組合の入間センター引っ越しの真っただ中、374.2㎏もの寄贈食品を受け取りに行かせていただきました。140人もの組合員の皆さまのフードバンク狛江の活動への温かい応援のお気持ちや職員の方々のご協力に、心より感謝申し上げます。

仕分け作業には、組合員お二人のご協力もあって、短時間で西野川倉庫へと運ぶことができました。コロナ禍、支援要請は市の窓口でも倍増しました。この冬過去最高の116世帯に提供したひとり親子育て応援の春休みの企画にも、バラエティー豊かな食品を提供し喜ばれます。続くコロナ禍、今後も温かいご支援を、どうぞよろしくお願いいたします。

特定非営利活動法人フードバンク狛江ホームページ(外部サイトにリンクします)  

◆東都生協 旧入間センター長 田中 昇職員より

入間センター閉鎖に伴い、最後のフードドライブとなりました。今回もNPO法人フードバンク狛江さんに、たくさんの寄贈食品をお渡しすることができました。誠にありがとうございます。

私自身2年間活動に携わりましたが、年々活動の広がりを感じることができ感謝しております。供給担当者も業務の中で、組合員さんから思いのこもった寄贈品をお預かりし、本活動にやりがいを感じています。

また仕分け作業にボランティア参加いただいた皆さまもありがとうございました。活動の拠点を調布センター、品川センターに移しますが、今後ともよろしくお願いいたします。


「フードドライブ」「フードバンク」とは

家庭にある食品を持ち寄り、食に困っている方やフードバンクに寄付する取り組みです。

食品は、包装の破損や賞味期限が近いなど、さまざまな理由から品質に問題がなくても廃棄されているのが現状。こうした食品を集めて適切に管理し、支援を必要とする福祉施設や団体・個人に無償で食品を届ける活動を行う団体が「フードバンク(食べ物の銀行)」です。

近年、平均的な所得の半分に満たない世帯で暮らす18歳未満の「子どもの貧困」が深刻な社会問題となっています。経済的な困窮と社会的な孤立、次世代への貧困の連鎖など、未来を担う子どもたちは深刻な問題に直面しています。

東都生協では、誰もが安心して暮らせる地域社会づくりの一環として、地域のフードバンク団体と連携したフードドライブを実施しています。2020年度は組合員の皆さまのご協力の下、4つの配送センターで実施し、累計1,380kgの食品を地域のフードバンクに寄贈。貧困問題や子どもの食生活を支援する取り組みを進めています。


NPO法人フードバンク狛江の皆さまと

NPO法人フードバンク狛江の皆さまと