みんなの活動:これまでの活動報告

4年目の「田んぼの学校」スタートしました!

日本の米を守ろう!~耕作放棄地の再生と米づくり~

2012.02.28
「日本の米を守ろう!」として始まった、耕作放棄地を再生して米作りを体験する「田んぼの学校」。今年2012年で4年目となる活動を開始しました。

生産者
「消費者にはもっと米を食べてほしいなあ」「もっともっと、米のことを知ってもらいたいなぁ」「うちの田んぼ、もう何年も米を作ってないから荒れちゃってね。本当は米、作りたいんだよね」

東都生協の担当職員
「その田んぼ、整備すれば米作れるんですか?」

生産者
「もちろん。いい田んぼだったし、きれいにすれば、山の湧き水で米が作れると思うよ。荒れ田(あれた)が 美田になって、米作って食べたら、きっと、感動もンだよ」

こんな会話から2008年度、産直産地・(農)船橋農産物供給センターの協力を得て、同産地の千葉県印西市での「田んぼづくりから始める米づくり交流」が始まりました。

2年目からは、この企画を通して米作りを学んだ参加者が、「いずれ家族の米を自分たちで作れたらいいなぁ」という思いも込めて、企画名を「田んぼの学校」としました。20数年米作りを休んでいた休耕田を開墾し「みんなの再生田1号・2号」と参加者みんなで名付けた田んぼでの米作りは、4年目を迎えました。

2012年2月18日(土)は、通年での米作り作業の1回目として、田んぼの整備を行いました。東都生協からの参加者と(農)船橋農産物供給センターの声掛けによる参加者など21人で、「みんなの再生田1号」の穴掘りと「みんなの再生田2号」拡張のための草刈り作業を行いました。

※次回の田んぼの整備2回目は、3月3日(土)です。

(農)船橋農産物供給センター代表の飯島 幸三郎さん

(農)船橋農産物供給センター代表理事
の飯島 幸三郎さん

現地は前日夜に降った雪が残り、冷たい風の中での作業となりました

現地は前日夜に降った雪が残り、
冷たい風の中での作業となりました

田んぼ所有者の菊地さん(中央)とこの活動を支援する松丸さん(右)

田んぼ所有者の菊地さん(中央)と
この活動を支援する松丸さん(右)

「田んぼの学校」企画にインストラクターとして携わる鷹島さん(中央)

「田んぼの学校」企画にインストラクター
として携わる鷹島さん(中央)

「みんなの再生田1号」。ここの井戸から「再生田2号」に用水を供給するパイプの敷設作業の様子

「みんなの再生田1号」。
ここの井戸から「再生田2号」に用水
を供給するパイプの敷設作業の様子

「みんなの再生田2号」。4年目の「田んぼの学校」では、「みんなの再生田2号」の拡張を計画しています

「みんなの再生田2号」。
4年目の「田んぼの学校」では、
この2号田の拡張を計画しています

「1号田」井戸から「2号田」まで水を引くパイプを敷設するための穴掘り

「1号田」井戸から「2号田」まで
水を引くパイプを敷設するための
穴掘り

直径65mmのパイプを埋めるのに、<br>深さ約50cmもの穴を掘らなくてはなりません

直径65mmのパイプを埋めるのに、
深さ約50cmもの穴を掘らなくては
なりません

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カマキリの卵を発見~

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DSC_2551.jpg 穴掘り、無事終了! 昼食休憩です

穴掘り、無事終了! 昼食休憩です

午後の作業開始。パイプを穴にセットして、

今度は掘った土で穴を埋め戻す作業です。

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パイプを埋め戻す作業も無事に終了!<br />
これで、画像奥「2号田」への水の供給も可能になりました。<br />
ちなみに、写真の右側にブルーシートが少し写っていますが、<br />
これは、この企画の最初の年に掘った井戸です。<br />
水量が少ないため、現在は手動のポンプを取り付けて、<br />
農作業時の洗い場として使用しています(次回報告)

パイプを埋める作業も無事に終了!
これで、画像奥「2号田」への水の供給も可能になりました。
ちなみに、写真の右側にブルーシートが少し写っていますが、
これは、この企画の最初の年に掘った井戸です。
水量が少ないため、現在は手動のポンプを取り付けて、
農作業時の洗い場として使用しています(次回報告)

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パイプを埋める作業と同時に、2号田拡張のために草刈り機で草を刈りました。草が寝てしまっていて、草刈り機ではとても刈りにくく悪戦苦闘でした。ここの整備はまだまだかかりそうです。

次回はここ2号田の草刈りを、草刈り機と鎌を使って重点的に行う予定です。