東都生協は設立以来34年間、一貫して「食」に正面から取り組んできました。
安全で安心な食べものを手に入れたいと願う消費者の思いと、生産し続けたいという良心的な生産者の願いを「産直」でつなぎ合わせてきました。
しかしながら、今、私たちを取り巻く「食の環境」はたいへん深刻な状況です。
だからこそ、私たちは、これまでの産直の経験と土台を活かし、食料自給率向上運動に本格的に取り組みます。

食事は栄養を摂るためだけでなく、ゆったりと楽しむ時間として大事にしましょう。
買いすぎや作りすぎに注意して、また上手に保存して、無駄なくいただきましょう。
健康の基本は食。「食事バランスガイド」などを使ってチェックしましょう。
米を中心とした日本食はバランスの良い健康食。風土に根ざした食文化の楽しみもプラス。
基本的な調理技術や食品を選び・組み合わせる知識は、だれでもに必要な生活力です。
食の安全・安心を考えたら、将来のことを思ったら、国産素材の利用を広げましょう。
ずっと作り続けられる、環境負荷の少ない農法・管理で作られたものを利用しましょう。
どこで、だれが、どのように作っているのかを知ると、食の楽しみと安心が増えます。
人任せにできない食。食卓に並ぶ「食品」から、食料や農業にも関心を広げましょう。
あふれる情報をうのみにして振り回されず、取捨選択して上手に利用しましょう。