耕地面積も生産者も減少する日本の農業の現状
輸入にたよる食卓と輸入してまですてられる食品
畜産の視点から見た輸入に依存する食料の生産
生鮮食品の消費量が減少し栄養バランスが変化

耕地面積も生産者も減少する日本の農業の現状

日本は食料の60%を輸入しています。それは海外の農地と生産者に依存しているということでもあります。しかし、もしその輸入がストップしたら、自国の力で食料を生産することはできません。
また、農業がもつ国土・自然環境の保全の役割を考えれば、日本の農業をもっと大切にする必要があります。

日本の耕地と海外依存耕地面積

資料:農林水産省「食料需給表」・「耕地及び作付面積統計」、財務省「貿易統計」、FTO「FAOSTAT」

生産者戸数の減少

農家戸数(総農家戸数)の推移

生産者戸数は、減少の一途。1960年に比べ、46年で3分の1になってしまいました。

資料:農林水産省「世界農林業センサス」「農業構造動態調査」

農業就業人口の推移

農業就業人口のうち65歳以上の割合は、1970年は2割だったのが2006年は6割。高齢化がすすんでいます。

資料:農林水産省「農林業センサス」「農業構造動態調査」