トレーサビリティと栽培区分表示

東都生協は「商品の履歴がわかる安心」を大切にしています。

食の安全を守りたいという願いから設立された東都生協(コープ)の最大のこだわりは、農畜産物を100%産直(=産地直結)でお届けしていること。青果物、米、精肉、牛乳、たまごは「いつ」「どこで」「だれが」「どのように」作ったのか生産履歴の明らかなものだけを、宅配でお届けしています。また加工食品も、原材料の原産地から製造場所まで可能な限り国内産にこだわり、製造工程や衛生管理、流通過程などが確認できる商品をお届けしています。

組合員は、商品案内の青果物の栽培区分表示や加工食品の遺伝子組換え表示、アレルギー表示により、商品を選んで購入することができます。また届いた青果物やたまごには生産者カード(一部を除く)が添付され、誰がつくったのかがわかります。これらは、「安全」を「安心」につなげるための、東都生協の大切な取り組みの1つなのです。

東都生協のトレーサビリティ

以下の食材について、生産履歴をご確認いただけます。

牛肉

下記の中から確認したい商品名をクリックしてください。商品ラベルに記載している専用番号(ロット番号や個体識別番号)を入力すると、原料となった牛の出生日、雌雄、品種、飼養やと畜に関する情報などの履歴がわかります。
※挽肉、小間切、切落し、加工食品等については法令の対象外品目となるため、専用番号を記載していない場合があります。

確認したい商品の商品名をクリックしてください。

耳標で1頭1頭を管理

産直たまご(匝瑳ジービーセンター)

産直たまごは3産地、総勢19名の生産者からお届けしています。パックに同封している用紙には産地と生産者名、賞味期限、包装日を記載。一般の卵で見かける「包装日」は採卵日とは異なりますが、東都生協の包装日=採卵日の当日または翌日のため、鮮度をより明確に確認できます。

野菜・果物・米

東都生協の青果物と米は「いつ」「どこで」「だれが」「どのように」育てたか、生産履歴がわかる産直品。土づくりと栽培の工夫で化学合成農薬と化学肥料を減らした、消費者と生産者、環境にやさしい農産物です。東都生協では、この取り組みの到達点として、商品案内(さんぼんすぎ)に自主基準による栽培区分を表示。さらに、宅配でお届けする産直青果物には、生産地や生産者名が書いてある「生産者カード」を添付。消費者の食卓から生産者の畑までさかのぼるトレーサビリティの最初の一歩になります。

東都生協の残留放射能検査への取り組み

トレーサビリティ(traceability)とは、英語のtrace(追跡)とability(可能)という2つの単語を合わせた言葉で、「さかのぼって調べられる」という意味。それぞれの商品がどのようにつくられ、どのような経路をたどって食卓に届けられているのかを消費者側から追跡できるしくみを指しています。トレーサビリティに注目が集まるようになったのは、国内でのBSE(牛海綿状脳症)感染牛の確認や、食品表示偽装の顕在化など、食の安全を揺るがす事件の発生がきっかけでした。その結果2004年12月1日から、流通段階での通称「牛肉トレーザビリティ法」がスタート。国産牛肉については、牛肉商品へ専用番号(個体識別番号またはロット番号)を表示することや、仕入れ・販売にかかわる情報の記録・保存が義務化されました。この法整備により消費者自らが商品から生産者を特定し、その履歴を知ることができるようになったのです。