第21回平和のつどい
「世界に届け、平和の祈り」開催報告

東都生協では、次世代に歴史の事実と平和の大切さを伝えていくため、平和について学び、交流する機会として「平和のつどい」を開催しています。

7月12日(土)に世田谷区の北沢タウンホールで開催し、東都生協組合員など130人が参加しました。 今年は、被爆・戦後80年にあたります。みんなで平和を祈り、伝え合う機会となりました。
平和募金を活用して行われている日本生協連主催のピースアクションinオキナワ・ピースアクションin Tokyoに参加した組合員からの報告や、被爆証言から作られた紙芝居作品の上映、東友会への膝掛けの贈呈式、核兵器廃絶と平和をテーマとしてパネルディスカッションなどを行いました。

参加者から、「今の時代、平和について考えることがとても大切だと思い、初めて参加しました。」「東都生協の平和活動が、生の声や東友会からの報告で、よく理解できた。」「東友会の方たちと初めてお会いする事ができて感慨深かった。」「平和を大事にする気持ちを持ち続けたいと思った。」など多くの感想が寄せられました。
ステージ企画の動画もぜひ、視聴してください。

動画視聴はこちらから⇒ https://youtu.be/mkOsL3Tf8TI (2026年3月20日まで限定配信)

紙芝居「三宅少年のひろしま」の上映

旧とーと会 ピース・Peace・同友会の作品(オリジナルは紙芝居)が朗読と合わせて上映。この紙芝居は、東友会元事務局長で世田谷同友会会長をされていた故三宅信雄さんの被爆体験をもとに作られました。

「三宅少年のひろしま」を上映

一般社団法人東友会へ膝掛けを贈呈

東友会から参加された皆さんへ膝掛けを贈呈しました。有志の組合員が編んで、つなぎ合わせた膝掛けの贈呈は、1987年から始まり今日に続いています。

「東友会へ膝掛けの贈呈」

被爆・戦後80年パネルディスカッション

「核兵器廃絶と平和への道」と題し、パネリストとして東友会の家島昌志代表理事と村田未知子事務局長・主任相談員、ファシリテーターとして東都生協の橋本好美副理事長が参加しパネルディスカッションが行われました。家島さんからノーベル平和賞授賞式の報告の中で、戦後・被爆80年を前に受賞したことについて「人類を皆殺しにする核兵器を廃絶に追い込む気運を高めるため」と語られました。村田さんからは、1988年から東都生協が東友会と共に取り組んできた平和活動の歩みがスライドにエピソードを交えて紹介されました。

村田さんからの報告「2024年12月には98枚が贈られました。」
 

ロビー展示コーナー

会場ロビーでは、「原爆と人間」パネル、東友会の方に贈る膝掛け、平和へのメッセージを集めた「平和の願いの樹」、「戦争体験文集&平和募金企画参加者感想文集」などが展示され、鶴を折るコーナーも設けられました。

「ロビー:鶴を折るコーナーにて」


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