2025年度「魚つきの森」植樹体験と枝幸の自然満喫交流!開催報告

去る10月12日(日)~13日(祝月)の1泊2日で、枝幸「魚つきの森」植樹協議会主催による枝幸(えさし)「魚つきの森」「植樹体験と枝幸の自然満喫交流!」を開催しました。
今回は組合員とその家族(小中学生含む)9組15人が参加しました。
【1日目】
紋別空港よりバスで「オホーツクミュージアム枝幸」を見学。
枝幸町やオホーツク海沿岸の歴史・自然・動植物についてや、鮭の稚魚育成放流活動など、水産資源保護活動などを学習しました。
見学後はホテルで夕食、参加者同士の交流を行いました。
【2日目】
漁港の朝は早く、午前5時20分にホテルを出発。
秋鮭の陸揚げと漁協市場の見学の予定でしたが、海がしけていて残念ながら見学はできませんでしたが、千畳岩を見学し朝食後、徳志別川さけ・ます捕獲場見学。
その後、植樹を行いました。
植樹は鍬で穴を掘った後、木の苗(はんのき)と肥料を入れて足で踏み固める作業です。
参加したお子さんたちも一生懸命作業をしていました。
その後昼食は、枝幸漁港の女性部の皆さんを交えてのバーベキューをしながら交流をしました。
ほたてやカニの漁にの事や、魚を取り巻く環境のことなど、さまざまな事で交流を行いました。
【参加された組合員の声を一部紹介します】
・枝幸は昔から漁業のまち、全く知識のなかった事を数多く学ばせて頂き、また寒さ厳しい地域でのご苦労に想いを馳せ、荒れた海や広大な草原を見つめながら今まで日本を支えてきてくださった漁業林業に改めて敬意を持ちしみじみと有り難く、涙が出ました。
・水平線の見えるほどの広い広い海を見ていたら、その先の海の向こうで漁をすることを想像するだけでも、大変なことだとしみじみ思いました。おいしい魚介類を提供してくださることに感謝です。樹が無事育つことを祈ります。
・植樹や漁港での見学を通して、森・川・海がつながり、人の手によってその豊かさが守られていることを実感しました。
私たちが安心しておいしい魚をいただけるのは、皆さまの日々の努力と自然への真摯な向き合いのおかげです。
これからも、枝幸の美しい自然と食の恵みが未来へと続いていくことを心より願っています。
参加者お一人おひとりが、今回の企画を通して、自然や環境の大切さを実感し、様々な想いを感じた旅になったと思います。
※枝幸「魚つきの森」植樹協議会とは
東都生活協同組合・枝幸漁業協同組合・北海道漁業協同組合連合会の三者が協定を結び、体験・交流企画や植樹活動など、地球環境と生命の源である川と海を守り、漁場・資源管理型漁業により生産される水産物を利用し、豊かな食生活を推進することを目的に設立しました。








