
1週間前に注文すると翌週、いつもの時間に
産地やメーカーの産直品が、注文通りに間違いなく届けられる。
当たり前のようですが、商品が安全・安心に生産され、
正確な流通システムで運ばれなければ実現しません。
どのように組合員の手元まで届くのか、産直野菜の流れを追ってみました。


東都生協の産直は、組合員の注文書を予測して作付けし、市場調達を一切行わない「産地直結」。自然の中で生産する産地では、時に野菜に過不足が生じたり、見栄えが悪い商品ができることも…。そこで余った野菜を無駄にしないように、さまざまな取り組みをしています。

おいしさ、安全・安心は変わらないのに、形や大きさなどが基準に達せず「規格外」となる野菜たち。丹精込めて作った野菜を食べないのは「もったいない」。そこで「畑まるごと企画」を立て、わけありの野菜を手頃な価格で提供するのが「もったいないシリーズ」。生産者にも組合員にもうれしい取り組みです!
生産者応援の取り組みの一つです。グリーン・サポートや東都みのりサポートは、畑で余った野菜を低価格でお届け、フルーツ・サポートは余った果物を通常価でお届けする取り組みです。何が入っているかは届いてからのお楽しみ!
商品案内の4つの表示に注目!
東都生協では、全ての野菜・果物・米に自主基準の栽培区分を表示。化学合成農薬・化学肥料を減らす産地の努力を商品案内に表示し、組合員にお知らせしています。
有機JASの認定を受けた農産物。または化学合成農薬や化学肥料を使用せずに栽培した産直農産物
化学合成農薬、または化学肥料をおおむね50%以上削減して栽培された産直農産物
化学合成農薬、または化学肥料をおおむね30%以上削減して栽培された産直農産物
東都生協が「農産物ガイド」をもとに「いつ」「どこで」「だれが」「どのように」栽培したかを確認した産直農産物
※化学合成農薬とは、有機JASで認められている資材を除きます。
小松菜の収穫は時季により異なり、例えば7月は1カ月、2月は3カ月もかかります。
東都生協に安全・安心な野菜を出荷するため、使う農薬の種類や回数を限定し、真夏は種まき直後に防虫ネットを被せ、冬場は寒さで葉が傷まないよう防寒用のビニールフィルムを掛けるなど、工夫をしています。農業を始めて8 年目、土壌分析など科学的な確認もしながら土づくりも行っています。
去年、杉並センターの供給トラックに同乗する機会があり、組合員さんとコミュニケーションができました。食べている人が分かるのは、うれしいような緊張するような… 。今後も生産者カードに「おいしかった」と書いてもらえる小松菜を作りたいと思います。
