牛さん・鶏さんにごはんをあげよう

日本の食料と農業は、深刻な危機に直面しています。わが国の食料自給率は41%、穀物自給率は食料自給率よりも低く28%です。このことにより、日本向け飼料穀物が思うように確保できない事態が生まれ、消費者はもちろん畜産農家に大きな不安を広げています。
こうした中、畜産分野では輸入飼料依存ではなく、耕畜連携(稲作生産者と畜産生産者の協力)による国産の飼料米の生産によって、飼料の安定的な確保をめざす取り組みが全国で広がっています。
そこで組合員の皆さんに、飼料米のバケツ栽培を体験していただき、主食用との大きな違い(稲の背丈、穂の長さなど)を実感していただき、飼料米に対するご理解とご支援をいただく運動を今年も展開いたします。