プレスリリース

2019.09.30

全てのゲノム編集食品の規制と表示を求める署名にご協力ください


東都生協では、できる限り遺伝子組換え作物・食品を使用しない商品をお届けしていくため、産直産地・メーカーと協力し、国産原料や国内製造にこだわっています。表示義務の適用されない商品案内でも、遺伝子組換え作物の使用実態に応じて自主表示を行ってきました。

いま新たに、遺伝子組換え技術とは別の「ゲノム編集技術」という遺伝子操作技術が登場しています。「ゲノム編集技術」は、標的外の遺伝子も破壊する「オフターゲット作用」などが報告され、さまざまな不安があります。それにもかかわらず、日本政府はゲノム編集食品を規制の対象外としました。

環境影響評価も食品安全審査もされず、食品表示もないまま、ゲノム編集食品が年内にも流通し始め、私たちの食卓に上ろうとしています。消費者の知る権利、選ぶ権利を奪い、私たちの健康に生きる権利を脅かすものです。

東都生協では、消費者の信頼を得るには、リスクコミュニケーションの推進と適切な表示による商品選択の権利を確保することが必要であると考え、全てのゲノム編集食品の規制と表示を求める署名に取り組みます。
ぜひご協力ください。

◆署名 提出締め切り:2019年11月22日(金)

署名用紙のダウンロードはこちら(PDF)

ゲノム編集について
≪ゲノム編集とは≫
全てのDNAのことをゲノムといいます。ゲノムとは、DNAという物質の中に収められている遺伝情報の全体で生物が生きるのに必要不可欠な情報です。ゲノム編集とは、遺伝子に手を加えられる技術です。

≪後代交配種とは≫
安全性の審査を経た旨の公表がなされた品種と従来品種とを伝統的な育種の手法を用いて掛け合わせた品種のことです。

≪オフターゲットとは≫
ゲノム編集技術における標的部位以外の塩基配列への変異の導入のことです。

厚生労働省に意見書を提出しています
東都生協ではゲノム編集食品について、以下の項目で意見書を提出しています。
  ・届け出を義務化すること
  ・後代交配種の取り扱いも届け出にすること
  ・消費者とのリスクコミュニケーションの推進

◆チラシ表面「署名のご案内」※画像クリックで拡大します
全てのゲノム編集食品の規制と表示を求める署名のご案内
[チラシ表面]署名のご案内(PDF)


◆チラシ裏面「署名用紙」※画像クリックで拡大します[チラシ裏面]署名用紙
[チラシ裏面]署名用紙(pdf)