プレスリリース

2019.10.22

台風19号による取引先産地の被害状況

台風19号により被害にあわれた地域のみなさまには、心よりお見舞い申し上げます。

全国に甚大な被害をもたらした台風19号により、東都生協の取引先産地においても、河川の氾濫や土砂災害による被害が発生しています。作物の生育が進むに従って被害の状況が明確になりますが、10月21日時点の聞き取り調査による被害状況を報告いたします。

山形南陽のんのん倶楽部(山形県)
矢代川の水門を止めたことで、付近の園地40aが水没。ラ・フランスが被害を受けた。

でんでん倶楽部(福島県)
河川氾濫により、ミニきゅうりの主力生産者のハウスが膝上まで冠水した。米は収穫が半分程度残っている中で、水に浸かった圃場が多数あり。

群馬南部マルタ(群馬県)
圃場の浸水箇所が多い。

さくらファーム(茨城県)
予めハウスのビニールをはがしたことにより、ハウス自体の被害は避けられたが、作物が雨風にさらされたため収穫量が減少している。

さんぶ野菜ネットワーク(千葉県)
畑の冠水被害あり、かぶなどの葉が叩きつけられ擦り切れてしまった。

房総食料センター(千葉県)
予めハウスのビニールをはがしたことにより、ハウス自体の被害は避けられたが、作物が雨風にさらされたため収穫量が減少している。

小田原有機農法研究家(神奈川県)
一部の園地で土砂崩れがあり、キウイや柑橘に影響が出る見込み。

三浦半島EM研究会(神奈川県)
塩害や一部の圃場で部分的に作物が飛ばされたり、雨に流されているところがあり。

久保産直会(長野県)
次年度に向けて用意した千曲川沿いの畑が水没、次年度は生産量が減る見込み。

JA中野市(長野県)
一部のキノコ工場で浸水被害あり。

JA佐野(栃木県)
一部圃場で浸水被害あり。

JAみやぎ仙南(宮城県)
事務所浸水あり。収穫前のコシヒカリが最大で収穫量の10%程度残っている。米倉庫については浸水の被害ないが、生産者倉庫浸水で自家保管玄米の浸漬があり。現在も被害状況を集約中。