プレスリリース

2017.07.18

九州北部中国地方豪雨」による取引産地・メーカーの被害状況報告②

九州北部および四国地方の豪雨被害にあわれた方々へ、心よりお見舞い申し上げます。

7月上旬に福岡県、大分県を中心とする九州北部と中国地方の広い範囲では記録的な豪雨が発生しました。各地で大きな被害が出ていることが報道されています。

これを受け、東都生協では取引産地・メーカーへ被害状況の聞き取り調査を実施しました。
調査の結果、現時点での人的被害はなく、生産物と施設への被害報告がありましたので、お知らせします。

肥後農産出荷組合(熊本県)
梨4割ほど落果している状況。残った梨についても風で揺さぶられているため、収量大幅減収の見込みだが建物や人的な被害はなし。

玉東グループ出荷組合(熊本県)
梨の落果が多く見られたが建物や人的な被害はなし。

味もっこすの会(熊本県)
ハウスのビニールが剥がされるなどの被害があった。強風による果実のスレ傷の懸念あり。人的な被害はなし。

ながさき南部生産組合(長崎県)
ハウスのビニールが剥がされるなどの被害があった。強風による果実のスレ傷の懸念あり。人的な被害はなし。

(株)篠崎(福岡県)
甘酒国菊の工場が浸水し、製造再開の見込みがたたない。工場在庫は全滅、7月3回は一部欠品。
今後は出荷済み関東倉庫の在庫のみで対応。しばらくは登録商品のみ供給実施。工場所在地の朝倉市では7月17日13時30分の時点で市内一部に避難指示が出ている状態。

藤井養蜂場(福岡県)
はちみつ工場が床上浸水する被害が発生するも人的被害はなし。

フクレン(福岡県)
飲料ライン浸水も大きな被害はなし。

  やさか協同農場(島根県)
発生当初は有機甘酒工場への道路が陥没し工場が孤立するも現在は復旧済み。