プレスリリース

2016.07.25

「TPPを批准させない!全国共同行動8.20キックオフ集会」の案内


会場案内図(明治大学駿河台キャンパス) 
政府は、先の通常国会で交渉の秘密主義を批判され、「重要農産品で無傷な物は一つもない」(森山農水大臣)と「聖域」を守れなかったことを認めながら、なお秋の臨時国会で、TPP(環太平洋経済連携協定)の批准及び関連法案の成立を強行しようとしています。
そもそもこの協定は、自民党が2012年の総選挙で掲げた公約にも、自らが主導して行った国会決議にも反するものです。この間明らかになったことによれば、残された農産物の関税もやがて撤廃されること、食の安全も脅かされること、医療・医薬品価格の高騰をはじめ、政府の「懸念に及ばず」という説明とは異なり、私たちの命や食、暮らし、地域を脅かすだけでなく、参加各国の人権も主権も踏みにじるものであることが明らかになっています。
このような協定は批准させるわけにはいきません。そのためにも、いまこそ「TPPに反対」「TPPには懸念が残る」「秘密主義でよく分からないまま批准はおかしい、検証時間が必要だ」などなど、TPP協定を批准することには反対だという思いを共有できる、全ての皆さんが「TPP協定批准はさせない」という一点で、共同行動に結集されることを呼び掛けます。
この全国共同行動スタート集会として、秋の臨時国会でのTPP協定批准阻止に向けた中央・地方での行動について、大いに議論し意思統一するため、次の通り「キックオフ集会」を開催しますので、多くの参加をお待ちしております。

(1)日時:8月20日(土)午前10時30分~午後3時(途中昼食休憩)
(2)会場:明治大学駿河台キャンパス リバティータワー1階・1011号室 会場案内図
(3)参加費:500円(昼食は各自)
(4)参加連絡:組織運営部に電話(☎03-5374-4756)かEメールで8月12日(金)までにお申し込みください。


<全国共同行動呼び掛け人>(五十音順)
○天笠啓祐(遺伝子組み換え食品いらない!キャンペーン代表)
〇石田敦史(パルシステム連合会代表理事・理事長)
〇植草一秀(オールジャパン平和と共生運営委員)
〇内田聖子(アジア太平洋資料センターPARC事務局長)
〇勝島一博(フォーラム平和・人権・環境事務局長)
○樫原正澄(ほんまにええの?TPP 大阪ネットワーク代表)
○加藤好一(生活クラブ連合会会長)
○金子美登(農家、全国有機農業推進協議会理事長)
○木村春雄(元宮城県農業協同組合中央会会長)
〇坂口正明(国民の食糧と健康を守る運動全国連絡会・全国食健連事務局長)
〇住江憲勇(全国保険医団体連合会会長)
〇醍醐 聰(TPP参加交渉からの即時脱退を求める大学教員の会呼び掛け人)
〇高田 健(許すな!憲法改悪・市民連絡会)
〇永戸祐三(日本労働者協同組合連合会理事長)
〇庭野吉也(東都生活協同組合理事長)
〇藤田和芳(株式会社大地を守る会・代表取締役)
〇山下惣一(佐賀・農民、TPPに反対する人々の運動共同代表)
〇山田正彦(弁護士、元農林水産大臣、「TPP交渉差止・違憲訴訟の会」幹事長、TPP阻止国民会議副代表世話人)
○山根香織(主婦連合会参与)
○和田聖仁(TPPに反対する弁護士ネットワーク事務局長)

「全国共同行動」事務局連絡先(共同事務局)
・TPP阻止国民会議(連絡先:山田正彦法律事務所) 千代田区平河町2-14-13
・フォーラム平和・人権・環境(平和フォーラム)  千代田区神田駿河台3-2-11
・STOP TPP!!市民アクション(連絡先:全国食健連) 渋谷区代々木2-5-5