プレスリリース

2024.11.05

「2024年能登半島地震 災害支援募金」のご報告とお礼

能登半島地震ならびに能登豪雨災害で被災された皆さまに心よりお見舞い申し上げます。10月からは地震だけでなく豪雨災害への募金も始まりましたが、すでに実施した「2024年能登半島地震 災害支援募金」についてご報告します。

2024年1月1日の能登半島地震を受け、東都生協では被災された方々の支援や被災地、取引先産地・メーカーの一日も早い復旧・復興に向けて「能登半島地震 緊急支援募金」を1月15日~4月12日に実施し、組合員の皆さまからお寄せいただいた最終的な募金総額は、5,368万600円となりました。たくさんのご協力をいただき、ありがとうございました。


募金総額  5,368 600


皆さまからお預かりした募金は、6月までに全額を日本生活協同組合連合会(日本生協連)に送付させていただきました。

日本生協連では東都生協を含む全国の生協からの募金を集約し、義援金、支援金の配分を行っています。このほど同会より10月28日付で募金の使途に関する情報提供がありましたので、以下お知らせします。


募金の使途、活用状況の概要

日本生協連には、2024年10月20日までに全国の216生協から17億円を超える募金が寄せられています。募金は、住民の生活再建を後押しする義援金をはじめ、被災地で活動する地域団体への支援、コープ被災地支援センターを通じた物資提供や全国の生協職員と協力した災害ボランティアセンター支援の費用、地元生協のコープいしかわによる、被災地を元気にする取り組みに活用されています。

日本生協連は、6月10日までに義援金として被害が大きい石川県・富山県・新潟県の3県への義援金を送金するとともに、支援金として①被災者支援活動を行う中間支援組織への寄付 ②コープ被災地支援センターの取り組み支援 ③コープいしかわの取り組み支援―に活用しています。12月時点での残金は、日本生協連より石川県に最終贈呈される予定です。

詳細は次の通りです。


募金の使途の詳細(※表は2024年9月現在)

用途
金額(千円以下切り捨て)
義援金(石川・富山・新潟の3県)
12億1,753万円
支援金(社会福祉協議会含む4団体への寄付)
800万円
コープ被災地支援センター・コープいしかわの取り組み
3,529万円
合計
12億6,083万円

※コープ被災地支援センター:石川県生協連が地域とつながりながら被災地を支援するために設置された拠点

①義援金(※)
日本生協連より、被害が大きい3県、石川県に10億円、富山県に0.7億円、新潟県に1.4億円の義援金が送られました。
※義援金:被災者に公平・平等に配分されるお金。配分は県の配分委員会が行います

②支援金(※)
石川県社会福祉協議会の他、災害ボランティア・NPO 活動サポート募金、認定NPO法人全国災害ボランティア支援団体ネットワーク(JVOAD)、災害ボランティア活動支援プロジェクト会議など被災者支援の活動を行う中間支援組織4団体に送られました。
※支援金:被災地支援のために使うお金一般。被災者支援の活動を行う団体への支援やボランティアセンターの運営のための費用がこれに該当します

③コープ被災地支援センター・コープいしかわの取り組み支援
コープ被災地支援センター・コープいしかわの取り組み支援に活用されています。3月以降、全国の生協職員が協同して、市町の社会福祉協議会が運営する災害ボランティアセンターで活動しています。
[能登町:26生協・延べ121人/穴水町:20生協・延べ70人]
※10月からは活動場所が輪島市に変わりました
※全国の生協職員は、ボランティアセンター支援の他、コープいしかわの配送トラックへの同乗支援などにも参加しています

このほか、仮設住宅への「調味料セット」のお届け、ボランティアセンター向け飲料といった支援物資の提供などに活用されました。

震災からの復興途上で再び豪雨災害に見舞われた被災地の方々を支援するため、東都生協は2024年能登半島地震・能登豪雨災害支援募金を実施しています。引き続き皆さまのご協力をお願いいたします。


被災した家財の運び出し

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軽トラックで災害ごみ集積場に搬送

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ボランティアセンター運営支援

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