プレスリリース

2024.01.01

新年のごあいさつ

理事長 風間 与司治

年頭に当たり、謹んで新年のごあいさつを申し上げます。

昨年は、物価高、人手不足、気候変動による猛暑や災害、世界各地での侵攻や武力衝突など、さまざまな問題に翻弄された一年でした。

また、酪農をはじめとする農業分野でも、低迷する価格に加えて、異常な暑さによる作物被害、飼料や肥料などの価格高騰により、経営が圧迫され、離農者が後を絶ちません。食と農の分野でも、大きな転換期を迎えています。

こうした困難な環境の下だからこそ、産直生協としての真価を発揮しなければなりません。農業が縮小の一途を辿る中、地域農業・農村とのつながりを強化して、食料生産のみならず、産地の自然環境や地域の活力を一緒につくっていく時代を迎えています。

私たちは協同の力と民主的な運営で、多くの組合員や関係者の知恵を結集し、持続可能な食と農の創造に邁進していきます。今まさにこうした「第二の創業期」を迎えるに当たり、経営基盤の強化も含めて、さまざまな課題に対して失敗を恐れずチャレンジしていきたいと考えています。

皆さまのご健勝とご発展を祈念いたしまして、新年のごあいさつとさせていただきます。


2024年1月1日
東都生活協同組合
理事長 風間 与司治