2021年6月17日、東都生協は第47回通常総代会をハイアット リージェンシー 東京（新宿区）にて開催し、全議案を可決しました。

総代会は、26万人の組合員を代表する総代が参加し、決算や計画、定款改正など生協運営の重要事項を決定する東都生協最高の意思決定機関です。

コロナ禍の下、新型コロナウイルス感染症の拡大を防止するため、開催時間の短縮と円滑な議事進行、書面による議決権行使の活用、座席間隔の確保、全員のマスク着用、消毒液の設置など、できる限りの感染防止対策を講じた上で開催しました。

当日は、総代総数550人中、546人（本人出席52人、書面出席493人、代理人1人）が出席。
風間与司治理事長の開会あいさつに続き、野地浩和専務理事が2020年度活動･事業報告や2021年度活動･事業計画、2030年ビジョンなどの議案を提案しました。

監事からの監査報告に続いて、役員選挙について役員選挙管理委員長が報告。役員候補者が選挙区ごとの定数を超えていないため、全ての選挙区について投票を省略し、候補者全員を当選人とする旨が宣言されました。

審議では、事前に発言希望を提出した総代4人全員が発言。これに対し理事会が説明した後、直ちに採決に入り、全議案が可決しました。

東都生協は本総代会で確認された10年後の東都生協の目指す姿である「2030年ビジョン」の実現に向けて、食と農の力で社会を変えていく一歩を踏み出します。

2021年度は、引き続き事業基盤を強化し、オンラインの活用など新たなスタイルでの活動を活性化させ、産地直結を基軸に組合員のくらしの要求に全力で応え、持続可能な社会づくりに貢献できる事業と活動を進めてまいります。

【第47回通常総代会 提案議案と採決結果】
全7議案の採決結果は以下の通りです。

議案件名	結果
第1号議案 2020年度活動･事業報告承認の件	過半数の賛成により可決
第2号議案 2021年度活動･事業計画承認の件	過半数の賛成により可決
第3号議案 2030年ビジョン決定の件	過半数の賛成により可決
第4号議案 定款の一部改正の件	2/3以上の賛成により可決
第5号議案 組合員除名の件	2/3以上の賛成により可決
第6号議案 役員選挙の件	役員候補者が定数内のため全員が当選
第7号議案 役員報酬の上限額確認の件	過半数の賛成により可決

※第4号、第5号議案は出席総代の2/3以上、第１号～第3号および第７号議案は出席総代の過半数の賛成で可決となります



今回、任期満了に伴う役員改選があり、総代会後に開催された第1回定例理事会において、理事長に風間与司治（再任）、副理事長に石渡由美子（新任）、専務理事に野地浩和（再任）、常務理事に荒堀共生（新任）、金井道夫（新任）が選任されました。

風間与司治理事長より開会あいさつ

野地浩和専務理事より議案提案

議場では感染防止対策を講じました

採決の様子