
消費者力の向上をめざす取り組みをすすめます。
3回連続講座 ライフプラン学習会を開催
あなたのお金・生活・健康は大丈夫? 今の生活を見つめ直す
第1回:ライフプランに関する一般的な知識を学習 |
第2回:グループワークをしながらライフプラン作り |
第3回:グループに分かれエンディングノートを作成 |
それぞれ22人、12人、34人の参加者があり、連続講座を通しての参加人数は延べ68人になりました。
第1回「生活に必要な事って何?」
ライフプランを立てるために必要な、社会保険、年金保険などの基礎知識について学びました。
医療保険制度に関して、医療保険の種類や医療費などについて、また、年金制度に関して、年金の種類や加入年月による差異などについて説明していただきました。
制度成り立ちの経緯、修正の歴史など、日々の支払い・受給の問題を超えた奥深さを学べました。
第2回「あなたのライフプラン作り」
充実したセカンドライフを過ごすために考えておくことを学習し、自分の生活とこれからのことを将来に渡って考えました。
講師からのセカンドライフプランの作り方についての説明のあと、参加者はグループワークをしながら、実際に10年後、20年後の家族の暮らしを表にしてライフイベントを書き込み、大きなお金の動く時期を把握し、「わが家のライフプラン」を具体的に作りました。
第3回「エンディングノートを書いてみよう」
エンディングノートとは、遺言とは違う自分の思いを書き綴るノートです。自分自身について、財産管理について、終末期や死後に必要な情報についてなど、書くことで自分のことが整理でき、自分の気持ちを大切な人へのメッセージとしてしっかり伝えることができます。
もしもの時や認知症になってからでは自分の思いを伝えることができないので、年代を問わず、今からエンディングノートを書いておくことが重要であるとのことでした。
講義のあと、お茶とお菓子で楽しくワークショップをしながら、実際に各自でエンディングノートを書きました。
参加者からは、
「講義、ワークショップともに充実していた」
「家族や友人の間でもなかなか出ない話題について、いろいろな立場の人の意見が聞けてとても有意義だった」
「元気なうちに準備しておかなくてはならないことがよく分かった」
「講師の話が分かりやすかった。保険、お墓の問題など新しい知識をたくさんもらえた」
などの感想がありました。
年齢を問わず、自分自身の人生をあらためて見つめ直すことの大切さを学んだ講座となりました。