良質で安全なお米。 それは独自の取り組みにあります。

「生産者と栽培方法が確か」で「土づくりと減農薬」に努めて作られる産地指定米。生産者も消費者も安心できる登録米制度。田植えから稲刈りまで、米づくりの一連の作業を行う農業体験や、田んぼの生きもの調査。東都生協のお米には、選ばれる「わけ」があります。

体にやさしい お米を作るために

 水田は、日本の耕地面積のうち一番多くを占めています。それだけに、環境にやさしい農業を続けたいと考えています。
 東都生協のお米の産地では、種子の消毒に農薬ではなくお湯を使ったり、田植えの準備のために行う代かきの際に、泥水が川や湖に流れ込まないよう気をつけたり、といった工夫をしているところもあります。
 毎日の食卓になくてはならないお米ですが、国内の消費量は年々、減り続けています。減反や生産資材の値上げに加え米価格の低迷により、産地では経営が苦しくなり、後継者がいないなど、米づくりをめぐる環境は厳しくなる一方です。
 しかし、先行きの見えない時代だからこそ、安心して米づくりに励めるように、消費者と生産者が手をつなぎ、交流を深め、「食」と「農」を考えていきたい。米の利用を増やしていきたい。東都生協は「お米を真ん中に」をテーマに、多彩な取り組みを行っています。

東都生協のお米の取り組み

すべて産地が明確 「産地指定米」

東都生協で供給しているお米は、すべて生産者や栽培方法がはっきりしている「産地指定米」です。土づくりに努め、化学合成農薬の散布を抑え、さらに自然のサイクルや環境も大切にしています。それは地域の農業を支え、発展につながるのです。

こだわりのお米がいつも届く 「登録米」

1993年の米不足をきっかけにスタートしたのが米の登録制度です。登録していただいた組合員に、年間を通して定期的に東都生協の産直米をお届けします。組合員にとっては、土づくりや栽培方法が確かで良質なお米を安定的に手に入れることができます。生産者にとっては、生協と契約して栽培することで、一定の取引量が保証され、安心してお米の生産に専念できます。組合員と産地との信頼関係をより強固にする制度です。

食料自給率アップにも貢献 「飼料用米の取り組み」

作り続けるのが難しい事情から、せっかくの水田を荒れさせたままにしている生産者も少なくありません。でも、いったんお米の栽培をやめてしまった水田をもとに戻すのはたいへんなこと。そこで東都生協では、休耕田を利用して飼料用米( 家畜の餌になるお米)を豚の餌に活用することにしました。畜産の飼料はほとんどが外国産。休耕田を利用しての飼料用米の生産は、水田を守るだけでなく、餌から国産にこだわる畜産物の育成に役立っています。

生産者と直接交流 「米産地交流訪問」

お米のことを知るには、その生産現場を知ることも大切な活動。そのために東都生協では、生産者と組合員との交流の機会を、たくさん設けています。
その中の一つが「田んぼの生きもの調査」。東都生協の代表的なお米の産地を訪れ、田んぼに入って、どんな生きものがいるのかみんなで調査します。おいしくて安全なお米ができている田んぼには、カエルやドジョウ、トンボなどなど、たくさんの生きものがいます。そのほかにも、荒れた田んぼを整備して米を栽培する「田んぼづくりからの米づくり交流」、家族で米づくりを体験できる「JAやさと農業体験 お米コース」など、さまざまな活動を行っています。組合員と交流するのは生産者にとっても、農業のあり方を見直し、地域に適した農法の研究に役立つ活動です。