プレスリリース

報道各位
2014.10.08

東日本大震災の支援を目的にした「復興応援市」の取り組み

 復興庁と岩手県宮古商工会議所の要請に基づき、被災した食品加工業者の失われた販路を取り戻すために、東都生協は宮古商工会議所、被災した水産加工業者、復興庁と1年がかりの取り組みを進めています。
主な内容は、マーケティング講習・組合員との交流・試作品モニター・共同購入でのテスト。来る10月18日(土)
開催する産直交流イベント「食の未来づくりフェスタ」で、経過と今後の計画を発表します。


 東都生活協同組合では、国内農業の維持・発展を推進する立場から、東日本大震災からの復興支援を継続的に行っています。今年度は、復興庁の要請に基づき、2014年1月に開催された復興庁の地域復興マッチング事業「結の場」の岩手県宮古市での取り組みにも参加しています。
 東日本大震災で被災したメーカーは、工場は行政の支援で再建できましたが、再建の間に販路が減少し、企業の規模的にも自力での震災前規模の事業継続が困難な状況です。
 そこで東都生協から、宮古市の被災メーカーに基本的なマーケティング知識の講習や組合員モニターを活用した商品開発などのノウハウを提供し、2015年1月・3月に発行する、被災した取引先の商品を背景とともに紹介する特別チラシ「東都生協 復興応援市」でのテスト販売を計画しています。
 来る10月18日に五反田TOCで、東都生協主催で集客4千人規模の産直交流イベント「食の未来作りフェスタ」を予定しており、その場に復興庁・宮古商工会議も同席いただき、経過と今後の計画を発表する予定です。

◆食の未来づくりフェスタ「東都生協 復興応援市・結の場」

 ●日程:2014年10月18日(土)
 ●時間:10:00~15:30   
 ●会場:五反田TOCビル13階(東京都品川区西五反田7-22-17)
   来場予定者数4千人(前年実績)


当日催事
①ステージ発表  11:00~11:30
題目:東都生協 復興応援市 発表会
内容:東都生協あいさつ、復興庁あいさつ、宮古商工会議所あいさつ、
   今までの取り組みと今後の企画計画発表

②展示販売  会場にて随時
展示:東都生協9月4回商品案内紙面での「復興応援市」パネル展示、宮古商工会議所紹介、
 復興庁「結の場」資料 など
販売:宮古を中心とした三陸物産コーナー

③ミニシンポジウム 被災メーカーと消費者(生協組合員)の対話コーナー
  11:30~12:30
 宮古の被災メーカーより被災状況と現状について発表していただき、消費者目線で応援できることについてグループディスカッションを行い、後日発行する復興応援市で発信します。
参加:東都生協、復興庁、宮古商工会議所、被災水産業者数社を予定
連絡先:東都生協 商品部 (電話03-5374-4786 ・商品企画グループ 上田)
※ご来場の際は、恐れ入りますがあらかじめお知らせいただけると助かります。

◆今後の予定
復興応援市の取り組みとして、以下の動きも予定しています。
・10月「結の場」試作品を組合員モニターが試食・評価
・10月 組合員モニターの試食評価の総括会議
・2015年1月:復興応援市 2回目企画 「結の場」商品の一部先行テスト販売
・2015年3月:復興応援市 3回目企画 「結の場」商品のテスト販売
  復興応援市は、印刷部数15万部チラシに復興支援商品を掲載し、取り組みと併せて、組合員に配付します。

◆留意点
※「結の場」:被災地域企業が抱えている経営課題の解決、経営力の強化のため、大手・中堅企業などの持つ経営資源(ヒト・モノ・情報・ノウハウなど)を効果的につなぎ、被災地域企業と大手・中堅企業等の継続的な協働を通じて、持続的に発展する地域経済の実現を目指す、復興庁の地域復興マッチング事業です。
※株式会社構造計画研究所が主催する「商品開発レシピコンテスト」に参加する水産業者の支援も、 今回の流れを活用して連携支援しています。
※この取り組みには東都生協組合員から託された復興支援目的の募金が活用されています
※テスト販売の売り上げの一部は、東日本大震災の復興を目的に活用します。

■本件に関する問い合わせ
 東都生協 商品部 (電話03-5374-4786 ・商品企画グループ 上田)
■東都生協が行ってきた復興支援について
東都生協HP
東都生協 復興支援関連