プレスリリース

2014.06.12

第40回通常総代会を開催 ~全議案を可決


6月12日(木)、東都生活協同組合 第40回通常総代会をヒルトン東京(新宿区)にて開催、全議案が可決しました。

総代会は、決算や年間計画、定款・規約改正など重要事項を決める東都生協最高の意思決定機関です。23万組合員の代表としての総代が、昨年12月から3回にわたる総代会議を経て当日に臨みました。

当日は、総代総数596人中、書面、代理人による出席を含めて585人が出席。はじめに理事会から2013年度の活動と事業の報告や2014年度活動・事業計画、定款・規約改正などを提案。続いて監事より監査報告と監査規約の改正に関する議案提案がありました。審議では事前に発言希望を提出した総代20人全員が発言し、活発な意見交換が行われた後、直ちに採決に入り、全議案が可決決定しました。

2014年度は第8次中期計画(2012年~2014年)の最終年度として、経営改革計画(※)として取り込んだ課題を実行することを確認。持続可能な経営構造を確立するとともに、2015年度から事業を成長軌道に乗せる基盤作りを行うことを確認しました。

なお当日は、組合員からお預かりした東日本大震災支援募金をもとに取り組んできた被災地支援活動に尽力いただいた産直取引先の(有)匝瑳ジーピーセンター様と㈱コープミート千葉様に感謝状を贈呈しました。

※経営改革計画:
経常剰余黒字回復を目標にした3カ年(2013年度~2015年度)の緊急計画。①組合員目線に立った事業運営と組合員の協同活動や互助活動の活性化 ②共同購入事業の仕組みの強化 ③組合員とのつながりを強化し、競争優位性を作るための新規事業への挑戦 ④戦略に対応した機能的で効率的な組織機構の構築と、職員のモチベーション向上と能力開発のための制度構築――を基本戦略としています。

【2014年度の事業と活動の柱】

1.組合員活動
2014年度は、多様な人々との出会いを増やし新しい発見や豊かな学びの場となる組合員活動を進めましょう。また、組合員活動のさまざまな場面で商品の利用普及に力を入れます。2013年度にスタートした組合員活動の新しい仕組みが組合員に定着するよう地域委員会を中心に充実したものにしてより多くの参加と参画を目指していきます。

2.事業経営
組合員目線に立った事業運営の具体化と、共同購入事業の仕組み強化に取り組みます。そして、プライベートブランド商品開発などにより商品の品揃え強化をさらに進め、供給高を向上させていきます。また、高い生産性を確保するため、経費の適正化に努めるとともに、業務システムの改革により経営効率の改善を進めていきます。

3.組織運営
経営基盤や危機管理体制の強化とともに、業務組織機構の改革と、人事制度・人材育成・組織風土改革を進めます。

【第40回通常総代会 採決結果】
採決結果は以下のとおりです。

議案件名
結果
第1号議案 2013年度活動・事業報告承認の件 過半数の賛成により可決決定
第2号議案 2014年度活動・事業計画承認の件 過半数の賛成により可決決定
第3号議案 役員報酬の上限額確認の件 過半数の賛成により可決決定
第4号議案 定款の一部改正の件 2/3以上の賛成により可決決定
第5号議案 規約の一部改正の件 過半数の賛成により可決決定
第6号議案 監査規約の一部改正の件 賛成多数により可決決定
第7号議案 組合員除名の件 2/3以上の賛成により可決決定
第8号議案 議案決議効力発生の件 賛成多数により可決決定

※第4号議案・第7号議案は出席総代の2/3以上、それ以外の議案は出席総代の過半数の賛成で可決となります。