 |
 |
いちごは気温が少しでも上昇するとあっという間に赤く色づいてしまいます。樹になる果物と違い、そのまま成らしておくとすぐに傷んでしまうため、赤く色づいたら甘さが十分蓄えられていなくてもすぐに収穫しなければなりません。厳冬期である1月から2月は、いちごはゆっくりと時間をかけて糖分を実に蓄えつつ赤くなるので、いちごの旬と言えます。さらに、東都生協のいちご産地では、畑で十分に熟したものを収穫、そしてお届けしています。 |
 |
 |
一般的にいちごは農薬の削減がむずかしい果物です。それは、いちごの栽培には約1年と長い時間を必要とし、しかも気密性の高いハウス栽培が中心となるため、病気や害虫による被害にあいやすいからです。
「いちごは生で食べることが多く、子どもにも人気のある果物だから、安全性にはこだわりたい」。そんな思いを胸に、各産地は長年さまざまな工夫をしながら、栽培区分「東都わかば」のいちごを栽培しています。 |
 |
 |
受粉の手伝いをしてくれるミツバチはいちごにとって欠かせない存在です。しかし最近、そのミツバチが減少しています。ダニの繁殖や農薬散布の問題などいくつか原因が考えられていますが、まだはっきりと分かっていません。
いちご農家の大半は、養蜂業者からミツバチが入った巣箱を借ります。そのためミツバチが減少すると、その影響で巣箱の価格が上がり、コスト増として農家に大きな負担が生じます。 |
 |
 |
いちごの栽培面積は生産者の高齢化や後継者不足の影響を受け、1971年の13,600haから年々減少し、2007年には6,580haにまで減少してしまいました。景気の悪化に伴う消費の低迷や低価格競争時代の中で、燃料代・肥料代などの生産コストや流通コストの高騰が農業経営をさらに圧迫し、生産者の所得が減少しています。
参考文献:農林水産省「耕地及び作付面積統計」 |