みんなの活動:これまでの活動報告

食と農

第18回商品ふかぼり交流会を開催しました

「東都肉餃子」と「東都黒豆塩大福」をふかぼり

2023.12.04
18肉餃子.jpg

産直豚肉と国産素材にこだわった
「東都肉餃子」をふかぼり

18黒豆塩大福.jpg

岩手県産の豆を使った
「東都黒豆塩大福(岩手県産大納言小豆使用)」をふかぼり

11月8日午前、オンラインで、美勢商事株式会社と食品卸の株式会社東京コールドチェーン、そして芽吹き屋でおなじみの岩手阿部製粉株式会社の3社と共に、組合員12名が交流しました。


まず、美勢商事株式会社から商品の詳細な説明を伺いました。
有機JAS認証を取得している同社の「東都肉餃子」は、添加物(化学調味料、合成着色料、保存料)を一切使用しないことにこだわっています。食の安全と安心を徹底的に追求する姿勢が伝わってきました。また、その美味しさの秘訣は、長野県塩尻市の豊かな伏流水にあります。
使用されている産直豚肉は米豚で、国産の野菜にもこだわりがあります。生地の皮づくりにおいても、水温と練り時間を長年の経験に基づいて最適化するなど、こだわりのつまった商品です。


次に、製造メーカーの岩手阿部製粉株式会社、食品卸の株式会社東京コールドチェーンによる冷凍「東都黒豆塩大福」についての話がありました。
この商品のこだわりは、すっきりとした甘さが特徴の岩手県産大納言小豆と、味と香りが強い鴈喰(がんく)い豆とも呼ばれる黒平豆を使用していることです。そして、岩手県産のひめのもちという餅米が強いコシとツヤをもたらしています。すっきりとした甘さは北海道産のビートグラニュー糖を使用しているからです。
-40度で16時間冷凍するという独自の方法で、冷蔵で解凍するのではなく、自然解凍で2時間が最も美味しくいただけると教えていただきました。
組合員からは個包装に関する質問があり、一個だけを解凍して残りは冷凍保存できるようにする配慮がされているとの回答でした。

第19回商品ふかぼり交流会を開催しました

「消費者の声に誠実な商品を目指す各メーカーの開発努力」

2023.12.04
19黒酢あん包材

おかずキット
「5種の根菜と豚肉の黒酢あん炒め」

19黒酢あん完成.jpeg

主役の一品が簡単に出来上がります

19米粉パン.jpeg

「金芽米の米粉丸パン」は冷凍品です
自然解凍や電子レンジで
美味しく召し上がれます


2023年11月8日午後、組合員15名が参加しグリーンリーフ株式会社と東洋ライス株式会社とオンラインで交流しました。


赤城山山麓にあるグリーンリーフ株式会社は自社で栽培し収穫した野菜を加工し、蒟蒻や漬物などとして販売しています。
「おかずキット」は、10年前より事業に着手。収穫した野菜をその日に加工し、鮮度を保った状態で翌日に出荷することにこだわっています。時短・フードロス削減・レンチンではない手抜きの罪悪感からの解放などの理由から、売り上げが増加しており、2024年には新工場が稼働する予定。消費期限の延長や、家族構成に対応できるパッケージへの要望などに応えられるよう更に努力を重ねていきたいとのことでした。


金芽米でおなじみの東洋ライス株式会社からは「金芽米の米粉丸パン」についてお話を伺いました。開発当初は、小麦粉のパンに比べ食感、味などが満足いくものでは無く、試行錯誤を重ねてきました。その後、米屋ならではの知識を生かし食感、味、見た目にもこだわった栄養豊富な金芽米とロウカット玄米の米粉100%で焼いた冷凍パンを開発しました。
アレルギーの方だけでなく、グルテンフリーなど他の健康効果を求めている方からも支持を得ています。また小麦粉パンに比べ腹持ちがいいことで朝食での利用などでも高い評価を得ています。現在はホテル、幼稚園、保育園などでも利用が増加しているそうです。

開発努力のお話しは、今後にも期待がふくらみ、参加者からは、質問や要望などが沢山あって、時間が足りないほどの交流会となりました。

第14回商品ふかぼり交流会を開催しました

定番料理以外のレシピも広がる毎日利用したくなる調味料

2023.11.27
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ドレッシングやソースにも使える
「シーザーサラダドレッシング」

14東都みそ.jpeg

ずっと使い続けたい
「東都みそ」

10月11日午前、エスエスケイフーズ株式会社・株式会社風見と松亀味噌株式会社の3社の方々、組合員15名、それぞれの担当者が交流しました。


日本初のチューブ入りマヨネーズを国内で初めて販売したのがエスエスケイフーズ株式会社とのことです。簡単便利に使用できるのは、メーカーの商品開発の努力があればこそです。
今回試食品の「シーザーサラダドレッシング」はびん入りですが、東都生協の多くの組合員の要望に応えた香料・調味料(アミノ酸)不使用です。クリーミーでコクがある理由は、自社のナショナルブランド商品と比較した際に、チーズを多めに使用しているから。参加者から「旨味を出す努力を知ってとても感動しました」といった声も。
難しいベシャメルソースもドレッシングの使用でパパっとお手軽に作れそうです。サラダにかけるだけでないドレッシングのレシピにイメージが膨らみました。


松亀味噌株式会社の東都生協プライベートブランド「わたしのこだわり」商品、「東都みそ」。そのおいしさの秘訣はなんといっても国産大豆を使用し、大きな木樽で熟成していること。国産大豆の調達は産地を限定すると不安定になるため、主要産地は東北方面に限定しているそうです。昭和8年創業から70本の木樽が使われ、熟成期間に熱を加えず、じっくり長期熟成によってまろやかな味と芳醇な香りが生まれます。
粒が無くて滑らかなので、スティックサラダの味噌マヨディップとして、おにぎりに薄く塗るにも使いやすく、参加者からは「親子共々大好きなおみそです」との声が上がりました。

第15回商品ふかぼり交流会を開催しました

作り手のこだわりや気配を感じられる商品

2023.11.27
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開封前の2品
素材を活かして丁寧に調理されています

15ジェノベーゼ&ビスク調理.jpg

オマール海老のビスク(写真左)
ジェノベーゼソースのパスタ(写真右)
手作りの味わいです

2023年10月11日午後、第15回商品ふかぼり交流会がオンラインで開催され、エム・シーシー食品株式会社と株式会社スープストックトーキョーの商品を通して、それぞれの担当者と組合員10人で交流しました。


エム・シーシー食品株式会社のこだわりは、プロの厨房や料理手順を大切にし、手作りに近いかたちで商品化していること。ジェノベーゼソースは、工場の中でも小さめな釜で少しずつ丁寧に調理されます。理由は、熱に弱いバジルの美味しさを最大限引き出すため。
試食した際も、バジルの色と香り、チーズの滑らかさやコクを感じることができました。


株式会社スープストックトーキョーの「オマール海老のビスク」のこだわりは、手間暇がおいしくする・余計なものは使用しない・素材を活かす・冷凍へのこだわり。鮮度を落とさずにフレッシュな状態を保つため、野菜は調理する日の朝切ったり、工場というよりは大きなキッチンで、機械に頼りすぎず、人がつきっきりで調理したり。
一杯のスープに美味しさの秘密が凝縮されていました。工場の様子を撮影した動画からも、どちらの商品も人の手で時間をかけて作られていることが分かりました。

冷凍食品のメリットの一つは、化学調味料に頼らなくても品質を損なうことなく、作り立ての美味しさをそのままいただけること。安心して食べられることも改めて分かりました。質疑応答では、安全・安心にこだわる参加者からの突っ込んだ質問も。メーカーと組合員の貴重な交流の機会となりました。

第10回商品ふかぼり交流会を開催しました

~組合員の声に寄り添う商品~

2023.11.20
水餃子といっしょに新鮮な野菜もたっぷり

水餃子といっしょに新鮮な野菜もたっぷり

「東都ねじり糸こんにゃく」、味しみがよいです!

「東都ねじり糸こんにゃく」
味しみがよいです!

9月13日午前、第10回商品ふかぼり交流会がオンラインで開催され、グリンリーフ株式会社、株式会社若草食品の2社と、それぞれの担当者と組合員14人が交流しました。


グリンリーフ株式会社の「野菜と食べる!さっぱり水餃子」に使用されている野菜は、自社農場にて有機栽培された白菜やほうれん草を、朝収穫→加工→パッケージ工程、と新鮮なまま供給されています。
おかずキットは時短、フードロス削減、手抜きの罪悪感軽減を考え作られていると思いました。調理は水餃子を茹でる、ガーリックソースを温める、野菜を加えレンジで温めるだけ。少しの作業です。我が家では余り野菜も合わせ美味しくいただきました。


株式会社若草食品の「東都ねじり糸こんにゃく」は、25年程前に、とある生協組合員さんから糸こんにゃくを束ね「こういう商品があると味しみも早く、手間いらずで便利」とアイデアが出され、試行錯誤を繰り返し、66本の糸こんにゃくをねじって束ねるような製造ラインを自社で開発して製品化に成功したとのことです。
袋の水(保存水)はアルカリ水(水酸化カルシウム)です。こんにゃくはアルカリ性食品なので、なるべく空気に触れさせないことが大切。保存水を捨ててしまったときは、ラップでしっかり包み外気に触れないようにするのが良いそうです。
「わたしのこだわり東都一番つゆ」のみで煮込んでみたところ、つゆだけでしっかりと味が入り驚きでした。


~レシピ~
「ねじり糸こんにゃく煮」
①東都ねじり糸こんにゃくをざるに開け、水洗いする。(あくが気になる方は湯通しするか、塩もみする)
②お鍋に①を入れ、一番だし東都つゆを糸こんにゃくが被る程度入れる。
(2倍希釈ですが、そのまま煮込む方がより美味しく味がしみます)
③沸騰後弱火で30分ほど煮込み、火を止めて20分ほど置いて味をしみこませる。

④お好みで唐辛子をかけたり、からしをつけて食べる。

「ねじり糸こんにゃくの天ぷら」
①味付きねじり糸こんにゃくはしっかりと煮汁をきる。
②揚げ油を170℃に熱し、天ぷら粉(小麦粉1/2カップ、水1/2カップ、溶き卵1/2個)をくぐらせ、
 からりとするまで揚げる。

第11回商品ふかぼり交流会を開催しました

関東でも好評な名古屋風きしめんと、安心して磨けるオーラホワイト薬用ハミガキEXをふかぼりしました

2023.11.20
「オーラホワイト」白い歯に導く薬用ハミガキ

「オーラホワイト」
白い歯に導く薬用ハミガキ

歯周病などの予防に!

"歯周病などの予防に!

9月13日午後、オンライン(Zoom)にて株式会社ニッキーフーズと伸栄商事株式会社の2社の方々、組合員13人、それぞれの担当者と交流しました。


株式会社ニッキーフーズの「名古屋風きしめん」は、冷凍麺の上に味付けされた油揚とスライスされたかまぼこがのっていて、麺を下に沸騰したお湯にいれて3分という手軽さは軽いお昼にピッタリです。
お出汁は名古屋風より若干薄味の関西風、油揚の味付は甘さ控えめでこの出汁によく合っています。麺の食感はきしめん特有の適度な柔らかさとのど越しの良さが保たれています。
刻み葱と花かつおも添えられていて、きしめんに必須の具材はそろっているので、材料の過不足なく冷凍庫から食卓への一直線が叶います。


伸栄商事株式会社の「オーラホワイトEX薬用ハミガキ」は、香りや味も控えめで、泡も抑えられているので、ハミガキ時間が長くても快適な使用感です。
清掃剤の粒子やフッ素の含有量も、長めで丁寧な磨き方を想定しているという意味の説明がありました。類似品は他社からも多数でていますが、この製品への期待感が増しました。

第12回商品ふかぼり交流会を開催しました

[鶏肉が、ほうとうが、もっと好きになる]ヨコオフーズのみつせ鶏と平井屋のほうとう

2023.11.20
「東都ほうとう」喉越しにもこだわり。麺には北海道産小麦を使用

「東都ほうとう」
喉越しにもこだわり
麺には北海道産小麦を使用

9月29日午後、第12回商品ふかぼり交流会がオンライン(Zoom)で開催され、株式会社ヨコオフーズ、株式会社東京コールドチェーンと株式会社平井屋の3社と組合員12名が交流しました。


各自宅で事前に「みつせ鶏柚子胡椒焼き」と「東都ほうとう」を試食して行われました。

まず、株式会社ヨコオフーズより、みつせ鶏という銘柄鶏の由来を教えていただきました。
フランス系譜の赤鶏を、九州北部の佐賀県、大分県、長崎県の山間部で、飼養しているとのこと。
柚子胡椒焼きは、地元九州で一般的な調味料を使った味付けを考案したもので、調理しやすくカットされているので、そのまま焼いて食べても美味しかったですが、から揚げにしたり、焼き鳥にしたりするのもおすすめだとか。モモ肉とムネ肉が1:1で使われているそうです。

続いて、株式会社東京コールドチェーン株式会社平井屋による「東都ほうとう」の紹介がありました。
ほうとうで有名な歴史上の人物は誰かというクイズがあり、正解は武田信玄でした!
ほうとうは戦国武将の武田信玄がきっかけで全国へ広がった歴史のある食べ物です。
麺の太さや厚みに特徴があるような印象を持っていたので、他の麺類との違いを質問したところ、煮て作る料理に適した小麦の種類と、喉越しへのこだわりが違うとのことでした。
確かに、うどんは、つるっと、ほうとうは、しっとりしていますね。地元ではカレーのように2日目のほうとうを好む人がいるというお話を聞けたのも楽しかったです。

第13回商品ふかぼり交流会を開催しました

商品へのこだわりを聞けば美味しさに納得!!

2023.11.20
千葉のこめ豚ロース西京焼き

千葉のこめ豚ロース西京焼き
味噌の風味がよい柔らかく美味しいです

国産発芽大豆と国産野菜で作った米皮春巻

国産発芽大豆と国産野菜で作った米皮春巻
「発芽大豆」に美味しさの秘訣があります


9月29日(金)午後、オンラインにて、株式会社コープミート千葉、JA全農ミートフーズ株式会社の2社と組合員15名が参加し交流しました。


株式会社コープミート千葉の、「千葉のこめ豚」は出荷前の2か月間に国産飼料米を15%配合した飼料を与えることで、肉の旨味成分であるオレイン酸やイノシン酸の含有量が増し、風味がよく脂がさっぱりして食べやすい豚肉に仕上がるそうです。
また、「東都千葉のこめ豚ロース西京焼き」は製造工程で、スライスした肉を1枚1枚筋切りすることで、柔らかさと味噌がしみこみやすくなっているとのこと。これには、組合員からは「柔らかく、味噌の味も美味しかった。」と高評価でした。


JA全農ミートフーズ株式会社の「国産発芽大豆と国産野菜で作った米皮春巻」は、なんと「肉なし!」なのに美味しいのでびっくりです。美味しさの秘訣は、大豆を「発芽」させることで、旨味や栄養価が引き出され肉を使ったように感じるとのことでした。
電子レンジを使うことで時短にもなり、レンジ周りが汚れる悩みも少なくて済む。小さめで食べやすく、お弁当にも入れやすい。などなど、参加者同士での意見交換も活発に行われました。

最後に各メーカーさんから「要望や意見が参考になった」「工場の人にも共有して励みにしたい」などの感想をいただきました。

50周年オンライン料理LIVEイベントを開催

東都生協設立50周年企画 ~みんなでつくって「食」でつながろう!~ プロから教わるかんたん韓国料理

2023.11.01

「みんなで作って食べる」という感動体験により、食の大切さや楽しさを実感していただく東都生協設立50周年企画として、リアルとオンラインを組み合わせた料理イベントを2023年10月14日、キッチンランド江東(江東区猿江)で開催しました。

料理講師は林三樹夫氏(韓国料理「HAN COOK」オーナーシェフ)、進行役には豆腐商品でお世話になっている須黒亮吉氏(有限会社須黒食品代表取締役、東都生協共生会会長)に参加いただき、料理を通じて楽しく交流してみんなで50周年を祝いました!


会場の「キッチンランド江東」


講師は韓国料理「HAN COOK」林オーナーシェフ


進行役は(有)須黒食品・須黒代表取締役(右)
東都生協・戸田理事(左)



会場にはご夫婦など17組27人が参加しました。オンラインではYouTubeライブ配信を通じて会場の臨場感や一体感をお届けし、総勢75人が視聴しました。

まず今回の食材、(有)須黒食品が製造する豆腐商品「東都もめん豆腐」「まめたまとうふ」について、スライドや動画を交えて紹介。「れんこん」は生産者のメッセージや産地(JA新ひたち野/茨城県)を紹介しました。


本日の食材を紹介


会場参加の皆さま


YouTubeライブ配信の様子



林シェフの調理実演をみんなで学んだ後、参加者は2人1組で「れんこんチヂミ」と「コチュジャン麻婆豆腐」を作りました。林シェフの的確なアドバイスもあって、みんな時間内に上手に作ることができました。


林シェフの調理実演


林シェフが須黒さんと各テーブルを巡回してアドバイス


参加者が作った
「れんこんチヂミ」「コチュジャン麻婆豆腐」



参加者が調理している間は、林シェフと須黒さんとのトークセッションが行われました。林シェフが作った料理を須黒さんが試食して料理の感想を伝えたり、YouTubeライブ配信のチャットに寄せられた料理に関する質問や感想に答えたり、お二人でライブ配信を盛り上げていただきました。


林シェフと須黒さんとのトークセッション


今回実施したプレゼント企画のキーワード


正解者には抽選で商品代金値引きをプレゼント



今回はイベントを盛り上げるためにプレゼント企画を実施。配信内で2つのキーワードを発表し、アンケートでキーワードに回答して正解された方の中から抽選で1名様に1万円分の商品代金値引き、5名様に5千円分の商品代金値引きのプレゼントを用意しました。(現在アンケートの受け付けは終了しています)



参加者からは「目の前で有名なシェフに調理をご教授いただき、大変光栄です。創作料理とのことで、とてもおいしかった。家でもぜひ作って自慢の逸品にさせていただきます」「林シェフのプロの手さばきとポイント解説がよかった」「須黒さんのMCとお話がとても素晴らしかった。お上手でびっくりしました」「ライブの臨場感が伝わってきました」といった感想が寄せられました。

50周年感謝祭 第1回「Tohto Week」に4千人が来場

感謝を伝え合い、交流を通じて食のバトンを未来へ

2023.10.23

会場のJA東京南新宿ビル(1階・3階)

汗ばむ陽気が続く2023年9月26日~9月30日、東都生協は50周年感謝祭として第1回「Tohto Week」をJA東京南新宿ビルで開催し、約4千人が来場しました。

組合員と生産者が感謝を伝え合い、交流を通じて食のバトンを未来につなぐことが今回のテーマ。



産直の次世代継承などをテーマに産直シンポジウムを開催

初日9月26日には産直シンポジウムを開催。食と農に全力で向き合い、一緒に荒波を乗り越えてきた組合員と生産者が産直運動の歩みを振り返り、産直の継承に向け次世代へのメッセージを発信しました。

冒頭で、35年以上の永年取引先54団体への感謝状贈呈式が行われました。産地・メーカーを代表して(有)山形南陽のんのん倶楽部、松亀味噌㈱に東都生協・風間理事長より感謝状が手渡されました。

産直シンポジウムには、パネリストとして(農)埼玉産直センター代表理事 山口一郎氏、(農)ながさき南部生産組合会長代表理事 近藤一海氏、JAやさと専務理事 廣澤和善氏、風間理事長の4人が登壇。紀ノ川農業協同組合代表理事専務の松本和広氏がコーディネーターを務めました。

テーマは「産直団体が語る~団体紹介、東都生協との出会いと絆」「今、ベテラン世代が伝えたい~日本の農畜産業の世代交代と産直の継承」の2項目を設定。食と農、くらしを取り巻く環境変化を踏まえ、産直運動の歴史的経過や世代交代と次世代への産直の継承、今後に向けた東都生協への期待をそれぞれ発言し、最後に風間理事長がまとめました。

永年取引先に感謝状を贈呈

産直の次世代継承などを討論

コーディネーターは紀ノ川農協
代表理事専務 松本和広氏



産地・メーカーと組合員との交流会

9月27日、28日の両日には、取引先団体の東都生協産直生産者団体協議会・東都生協共生会との共催で産地・メーカーと組合員との交流会を開催し、東都生協の組合員約300人が参加。

長きにわたり共に歩み、支え合ってきた産地・メーカー27団体が参加し、組合員に商品づくりや産直・国産への思いを語り、互いに感謝を伝え合いました。組合員からは「どのメーカー、産地の方も応援したくなりました」「直接の交流は、やはり楽しい」「久しぶりに対面で交流でき、あっという間に時間が過ぎた」などと笑顔で交流していました。

コモ㈱様と組合員が交流

(農)房総食料センター様

東洋ライス㈱様



産直・国産商品を販売して自給率向上をアピール

会場1階のJA東京アグリパークでは、独自の産直・国産商品の販売を通じて食料自給率向上をアピール。東都生協プライベートブランド「わたしのこだわり」「東都ナチュラル」商品、旬の産直野菜・果物、化学合成農薬・化学肥料を使用せずに栽培した「東都みのり」区分の産直米、ロングセラー商品「八千代牛乳」「産直たまご」などを販売しました。50周年開発商品「河内晩柑やわらかドライフルーツ(熊本県産)」の試食・販売も行われました。



生産者と交流できる試飲・試食コーナーも設置。交流訪問や講習会などでいつもご協力いただいている(有)人と農、自然をつなぐ会、小川珈琲㈱、(農)和郷園の担当者と組合員が交流しました。

小川珈琲㈱様「おいしいコーヒーの入れ方教室」

静岡県藤枝市で「やぶきたみどり」など農薬無散布茶を作り続ける(有)人と農、自然をつなぐ会様

お楽しみ抽選会も毎日実施



親子でSDGsを学ぶ「東都生協ラボ」

最終日の9月30日には、親子でSDGs(持続可能な開発目標)を学ぶ場「東都生協ラボ」を設置。会場内に設置された間伐材かまぼこ積木コーナーやSDGs手作り体験コーナーで東都生協のSDGsへの取り組みを学びました。

参加者はSDGsの17の目標に対して「東都生協研究所=とーとラボ」の研究員となり、テーマごとに研究。クイズやゲームなどを通じて食を選択する力を養いました。

研究員は最後に17の目標ごとに設けられたブースで研究発表。スタンプラリーで全てをクリアした参加者には再生紙ノート、塩ビ不使用の消しゴムなどの記念品が渡されました。



この他、自由教育をテーマにしたドキュメンタリー映画「夢みる小学校」(オオタヴィン監督)の上映会も行われました。

第2回「Tohto Week」は2024年2月27日(火)~3月2日(土)を予定しています。

また、50周年企画として12月10日(日)には、北アメリカ大陸に広がる森と湖の世界を旅し、第40回土門拳賞を受賞した写真家・大竹英洋氏のスライドトーク「ノースウッズ 生命を与える大地 ― 北の森にオオカミを求めて ― 」を予定しています。こちらもぜひご参加ください!

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