みんなの活動:これまでの活動報告

熊本県の産直産地を視察訪問(八代マルタ、㈱果実堂)

安全・安心でおいしい野菜作りに向けた産地の取り組みを確認

2017.02.09

トマトのハウスで栽培管理について確認

トマトのハウスで栽培管理について確認

露地栽培の農地を視察

露地栽培の農地を視察

産直産地・メーカーへの視察訪問は、組合員が産直産地の生産現場や関連施設などを訪れ、安全・安心な農産物が生産されているか、生産物は間違いなく届く仕組みとなっているかを確認することにより、持続可能な農業や安全で豊かな食生活を考える目的で行っています。

2016年11月11日~12日は、熊本県の八代マルタ(八代市)と㈱果実堂(上益城郡益城町)で実施。

1日目は八代マルタの前田農園(登録商品「銀二郎トマト」を生産)のハウスを訪れ、トマトの種まき、接木、定植など栽培期間中の状況や、有機質肥料を施肥していること、収穫終了後は太陽光による土壌消毒と微生物農法で栽培管理していることなどを確認しました。

ミニトマトのハウスでは収穫体験を行い、さらに選別の調整方法も視察。夕食懇談会で八代マルタの前田さん家族、㈱果実堂の皆さんとの交流を深めました。

2日目は㈱果実堂の有機ベビーリーフの農地を視察し、種まきから収穫までの流れを確認。

ベビーリーフとグランドリーフのパッキング工場、研究所、発芽大豆工場の施設見学では、トレーサビリティー管理と発芽大豆の製造方法について説明を受けました。 昼食後は和水町にあるグランドリーフの露地栽培の農地を視察して終了しました。

参加者からは「生産者や関係者から話を聞き、商品案内の倍以上の情報をダイレクトに得られた」「生産者がいかに真剣に生産に取り組んでいるかを知り、深く感銘した。これからは生産者の顔を思い浮かべながら買い求めるようになると思う」など、安全・安心な農産物であることを確認したからこその感想が聞かれました。

【微生物農法】土中の有用微生物や酵素の作用によって地力を高め、作物が持つ能力を最大に引き出し、安全で栄養価の高いおいしい農産物を増産する農法。八代マルタでは微生物の力を最大限に生かすため、自家製の土麹による土づくりを行なっています。