8年目の「田んぼの学校」-今年も通年での米作り体験が無事終了
今年は雑草をうまくコントロールできました!
2017.01.04
カテゴリ 食と農
水田に下りる階段作り |
5月の田植え風景 |
9月の稲刈り。はざに稲穂を二股にして |
脱穀機(ハーベスター)を使い脱穀 |
2007年開始当初の田んぼは荒れ放題。谷地田(=谷戸田、谷津田ともいう谷間の水田)に降りる階段作り、水路・あぜ作りと土木工事から開始し、その後、1号田、2号田、3号田と田んぼを増やしていきました。
昨年は、22家族・62人の組合員が参加。3月~10月、田んぼの整備(2回)、苗作り、田植え、草取り(5回)、はざ掛け準備、稲刈り、脱穀と計10回実施しました。
3月は田んぼの整備・補修や水路掘り、あぜの整備など、まだ寒い中で黙々と作業。初参加の方や田んぼや泥に慣れないお子さんは、田に入るのもおっかなびっくりでした。
4月は、5月の田植えに向けて稲の種まき、5月は待望の田植えでした。(農)船橋農産物供給センター代表・飯島幸三郎さんらの指導の下、子どもも田んぼのぬかるみと格闘し泥まみれになりながら植えました。
6月~7月には合計4回草取りを実施。7月最後の作業時には稲の花の観察会も。
9月は、稲の天日干し、はざ掛け(*)作り、稲刈り、脱穀作業を行いました。
2016年前半は天候も良く雑草も少なく、大豊作が期待されたのですが、8月~9月の台風・長雨で900㎏(過去最高は1,140㎏)の収量でした。
多くの参加者から「農作業や生産者、農業のことが分かる」という感想とともに、田んぼを訪ねるたびに「四季の変化や、子どもの成長が分かる」という声も聞かれた8年目の田んぼの学校でした。