みんなの活動:これまでの活動報告

トマト倶楽部主催「トマト収穫援農・交流」を行いました

「東都高原朝摘みトマトジュース」に加工されるジュース用トマトの朝摘み作業をお手伝いする収穫援農・交流企画。生産者の愛情とこだわりを、自分の目で見て感じました。

2016.11.18

2016年の「1本1円募金」は総額670,193円。集まった募金で生産者に汗ふき用のタオルを贈りました

2016年の「1本1円募金」は総額
670,193円。集まった募金で生産者
に汗ふき用のタオルを贈りました

収穫したジュース用トマト・愛果(まなか)

収穫したジュース用トマト・愛果(まなか)

早朝からみんなで収穫

早朝からみんなで収穫

収穫作業

収穫作業

2016年8月9日~10日、長野県松本市にある㈱ナガノトマトを訪問。「東都高原朝摘みトマトジュース」の原料「愛果(まなか)」の畑と工場見学、ジュース用トマトの学習、朝5時半からのトマトの朝摘み収穫を行いました。トマトの収穫の最盛期は7月下旬~9月上旬。このときに収穫した「愛果(まなか)」で1年分のトマトジュースを製造します。

今年は猛暑かつ不安定な天候が続きましたが、寒暖差がある松本ならではの甘みが強いトマトができました。今回は参加した組合員と生産者・加工メーカーが力を合わせ、2,360㎏・約300ケース分のトマトを収穫しました。

参加者からは、「トマトの収穫・加工、栄養価など、知らなかったことを学べて大変参考になった」「高品質でおいしいトマトジュースを作るために、収穫時に色やわずかな傷みも見逃さず選別する厳しさを知った」「国産の安全・安心なものを利用する人が増えるように頑張りたい」などの声が寄せられました。

日本で生産されるトマトはほとんど生食用で、ジュース用トマトの生産量は全体のわずか6%と、とても貴重です。ジュース用トマトからは、トマトケチャップなどの原料となるトマトピューレが得られます。「東都高原朝摘みトマトジュース」「東都長野県産トマトケチャップ」など国産トマト製品を利用して、国内のジュース用トマト生産を応援していきましょう。

※愛果(まなか)
㈱ナガノトマトが品種改良を重ねて開発した独自ブランドのトマト。トマトの赤い色の素のリコピンが豊富で中まで真っ赤に完熟するので甘みが強く、ジューシーで加工に適した品種です。

※トマト倶楽部
信州産加工用トマト製品の消費拡大を目的に㈱ナガノトマト、ユニオンソース㈱、東都生協が2009年に設立した協議会。トマトの収穫援農などで産地・組合員の相互理解を深め、加工用トマト振興に努めています。「東都高原朝摘みトマトジュース」の購入ごとに加工用トマト栽培が支援できる「1本1円募金」も2013年に開始。