みんなの活動:これまでの活動報告

食と農
  • 食と農をつなげていく実践活動に取り組んでいます。
  • 食の安全と食料自給率を高める取り組みをすすめます。
第40回お茶摘み交流会に参加

(有)人と農・自然をつなぐ会(無農薬茶の会)主催


竹で食器や箸をみんなで作る

竹で食器や箸をみんなで作る

手もみ体験、右端は代表の杵塚さん

手もみ体験、右端は代表の杵塚さん

そば打ち、幅がばらばらなのも手打ちの醍醐味

そば打ち、幅がばらばらなのも手打ちの醍醐味

杵を振り上げ、餅つきに挑む

杵を振り上げ、餅つきに挑む

無農薬栽培を長年続けてきた茶畑

無農薬栽培を長年続けてきた茶畑

待望の茶摘

待望の茶摘

4月23日と24日の1泊2日の日程で、静岡県藤枝市にある (有)人と農・自然をつなぐ会(無農薬茶の会)主催の第40回お茶摘み交流会が開催されました。

この交流会は、やぶきたみどりなどのお茶でおなじみの(有)人と農・自然をつなぐ会が毎年行われており、今年で40回目の節目を迎えました。

2日間通して天気に恵まれ、地元の消費者などの参加もあり、総勢100人を超える大交流会でした。東都生協からも子ども7人を含む11家族20人が参加しました。


初日は、お茶の手揉み体験・そば打ち体験・鶏を絞める体験・乗馬体験などの企画に、参加者が各自自由に参加しました。

夕方からの「無農薬野菜40年を振り返って」と題した講演会で、(有)人と農・自然をつなぐ会の代表の杵塚敏明さんに、40年の歩みや食に対する考え方などについてお話を伺いました。その後質疑も行われました。

参加者全員が集まったにぎやかな夕食懇親会では、猪飯、天ぷら、のびるの和え物、蕗の煮物、筍の煮物、鶏の煮物、手打ちそばなど、地元の手作りの料理を食べながら活発に交流しました。


翌日は、餅つきを行い、朝食のあと茶畑へ移動し、いよいよお茶摘み体験。手提げのビニール袋や小さい籠に各自摘んだ茶葉を入れ、集めては大きな籠に移しながら新芽を手摘みしました。体験作業を通して、お茶の芽の美しさ、力強さを満喫しました。

昼食は、お茶畑の近くの木陰に座り、美しい茶畑の景色を眺めながら手作りのお弁当とお茶をいただきました。

交流会終了後、東都生協の参加者は、近くの温泉へ移動し、ゆっくり入浴してから帰路に着きました。
現地での様々な体験や交流を通して、産地の現状や取り組みについての理解を深めることができた2日間でした。

参加者からは、

「初めての体験。お茶の葉が柔らかかった。楽しい思い出になった。」
「とても楽しい時間を過ごせた。お茶を飲むのが楽しみ。TPPや平和のことも考えた。」
「馬に乗ったり動物に触って楽しかった。茶摘みが楽しかった。」
「貴重な体験をした。作り手の大変さが分かった。」
「茶摘みは上の葉しかとらないことにびっくり。そば打ちも初めてで楽しかった。」
「子どものころの風景。人がたくさん集まることが素晴らしい。素敵な体験だった。」
「子どもが生き生きとしていた。究極の食育体験をさせることができた。」
などの感想がありました。