みんなの活動:これまでの活動報告

食と農
  • 食と農をつなげていく実践活動に取り組んでいます。
  • 食の安全と食料自給率を高める取り組みをすすめます。
おいしいすいかを作り続ける生産者は「かっこいい!」

すいかの苗植えから、管理、収穫までを体験

大きく育つよう思いを込めて苗植え

大きく育つよう思いを込めて苗植え

わらは「すいかのベッド」

わらは「すいかのベッド」

収穫を親子で喜びます

収穫を親子で喜びます

産地への感謝のメッセージ

産地への感謝のメッセージ

茨城県西部に位置する産直産地・(農)茨城県西産直センターで、「すいかの学校」を開催しました。

「すいかの学校」は、4月の苗植え、5月わら敷き、7月収穫の全3回。すいかの苗植えから、生育の管理、収穫までの一連の作業を通じて、農業に触れ、学ぶことを目的としています。

2015年度は14家族・42人が登録。果物作りの一連の作業が体験でき、生産者とも交流できる機会として、東都生協の農業体験企画の中でも人気があります。

第1回目(4月26日)はすいかの苗植えです。畑は、東都生協出荷用の畑の一角をお借りするという本格的なもの。まず、畑に肥料をまく土づくりから始めました。

すいかの苗は、土台を強くするために台木となる「夕顔」の苗に「すいか」の苗を接ぎ木したものを用います。生産者の大久保さんに、1カ月前から準備していただきました。みんな、大きく育くように願いながら畑に穴を掘ってすいかの苗を植え、土を掛けました。

第2回目(5月24日)は、日照や乾燥、汚れからすいかを守る「わら」を敷く作業。また、伸びた弦の先に咲いたすいかの雄花、雌花を合わせ、受粉させる作業も体験しました。この作業はとても重要な作業で、めったに体験できないものです。

第3回(7月12日)。苗を植えてから約3カ月、いよいよ立派に実を結んだすいかの収穫です。自分たちで植え、育てたすいかへの思いはまた格別なもの。「小玉すいか」といっても1玉が約3kgあり、子どもには重い物でしたが、皆、大事そうに収穫していました。

生産者の大久保さんが既に収穫し、冷やしておいていただいたすいかを、みんなで試食。暑い中、畑で食べるすいかのおいしさは忘れられないものとなりました。

参加者からは、「すいかを家で、いざ切ってみたら、畑で見た時より一段と大きく感じた」「受粉のために蜂がいたことも、子どもに興味深かったようだ。命の一端をリアルに感じた」「自分たちで、苗を植え、わらを敷き、作業の流れを手伝わせていただけたので、作物に対しすごく愛着が湧いた」「おいしい作物を作り続ける生産者はかっこいい! 生産者の笑顔がすてきだった!」などの感想が出されました。

東都生協は産地直結を実感し、商品のこだわりや食の大切さについて学び、次世代へつなげていく機会として、これからも農業体験企画を実施していきます。お楽しみに!