
気ままに楽しく描くのがいい
思い思いに楽しく絵を描いていく |
ひとりふたりとメンバーがやってきては道具を広げ、絵を描き出していく。その間にも止まらないおしゃべり…。月例会に行ってみると、いつ始まったともなく、メンバーが集まってきて、絵を描く光景が広がっていました。
手元をのぞいてみると、花あり、風景ありで、みなさんマイペースで筆を動かしている。絵の経験を聞くと、『少しデッサンをやったことがある』という人から『これが初めて』という人までさまざま。でも基本は『絵を習うんだと構えたり、専門的なことや技術的なことをマスターしたいわけじゃない』というのが一致した意見のよう。『私たちはただ気ままに楽しく描きたいだけ。それに、ここは情報源。描きながらおしゃべりばかりしている』と笑う代表の伊藤節子さん。実際、本当にみなさん楽しそうに絵を描き、話していました。
みんなで展覧会見学に行くのも楽しみのひとつ
【美ーなすの会】が結成されたのは1994年。東都生協さんぼんすぎセンターの運営委員だった組合員3人が、何かセンターを使ったサークルをつくろうと始めたのだそう。現在のメンバーは8人。さんぼんすぎセンターで月1回、<東都生協だより>の表紙を手がけたこともある祖父江さんを講師に、はがきサイズの紙に水彩画を描いています。『たいていは先生が描いた物の中から、自分の気に入ったものをお手本にして描いている』。『それぞれ好きなものがあって、風景画ばかり描いている人もいれば、花の絵が好きな人もいる』とも。こうして1回約3時間を使って描かれ、完成された絵は、それぞれ自宅に飾って楽しむほか、年に一度<東都生協文化祭>でも展示発表している。
また、2〜3ヵ月に一度、みんなで展覧会に行くのも楽しみのひとつとか。『誰かがこんな展覧会があるよっていうと、みんなで行きますね。必ずランチとセットで。ランチも楽しみだから、リーズナブルで雰囲気のいいお店を探して企画します』。
長く続けるコツは、その人のいいところと付き合うこと
少し描くと見てもらう。祖父江さんがちょっと筆を入れると絵がしまる |
結成から14年、ときにメンバーが減ってしまったこともあると言いながらも、和気あいあいのサークルを続けてこられた秘訣を聞くと…。『ここで絵を描くというひとつの目的があるから、その人のいいところと付き合える。やっぱり人間関係がいいってことかな』。さらに『先生が強制しないし、楽しく描かせてくれるから』と話す方も。
ただ素直に、絵を描きたい、その目的だけで結ばれた【美ーなすの会】は、とてものびのびとして自由で、すてきな雰囲気の会でした。最後に、今後のことをたずねると『できれば大きい紙にも挑戦してみたい』とのこと。そのうち【美ーなすの会】の大作が見られるかもしれません。











