東都生協の理念

第39回通常総代会 いのちとくらし・平和を守るアピール

 産直の東都生協が誕生して40年。私たちは、いのちとくらしを守り、食の安心を未来につないでいこうと、みんなで力を合わせてきました。

 この間、私たちを大きな不安に陥れる出来事が相次いでいます。
 大震災から2年以上たつ今も、復興は進まず、原発事故も収束とは程遠い状況です。放射能が食とくらしを脅かす中、責任の所在も曖昧にしたまま、政府は原発再稼働への動きを強めています。
 政府は、消費税増税に続きTPP交渉への参加表明を強行しました。増税に加え、全ての分野が国際競争に晒されることになれば、食の安全をはじめ国民生活は一体どうなるのでしょうか。
 国家権力から国民を守るためにあるのが憲法です。その改憲手続きを緩め、憲法を時の政権の思いのままにしようとする動きも、にわかに出てきています。 私たちのいのちとくらしは、その大本を揺さぶられています。

 でも、私たちは気付いています。お金さえあれば何でも手に入り、貴重な食料やエネルギーを際限なく使うくらしが、もう限界に来ていることを。
 環境と食料をめぐる不安が地球を覆う今、大切な国土を守り、限りある食料やエネルギーを他国に頼らず、できるだけ自給していくことが求められているはずです。
 今この瞬間にも、世界では多くの人々が貧困や飢餓、テロや暴力など生命の危機にさらされています。誰もが、食べること、暮らすこと、日々当たり前の生活を送れることがいかに有り難いか、私たちは震災を通して学びました。

 土づくりから人と自然との共生を大切にした産直。いのちとくらしを支える食と農のつながり、その恵みを、未来に手渡したい。そのために、私たちは自分でできること、支え合ってこそできることを、みんなで考え、取り組んでいきたいと思います。

一、 食の未来につながる産直・国産商品を、積極的にくらしに取り入れ、広めていきます。
一、 食の安心を将来にわたって確かなものにするため、生産者との交流・共同を進めます。
一、 平和とよりよい生活のため、地域での助け合いを進め、くらしの課題解決に取り組みます。
一、 くらしのあり方を見直し、持続可能な社会づくりに向けて行動していきます。
2013年6月13日 東都生協 第39回通常総代会